超怖い話 実話 長編その夏、僕は友人の帰省先の自宅に、泊めてもらう事になりました。 離れの一階にある部屋で、僕等は酒を飲みながら、あれこれと話込んでいました。 夜もすっかり更けたので、僕等は休むことにしましたが・・・。 ふと、友人が言いました。 「二階に、うちのばあちゃんいるだろ?じいちゃんと死に別れてから、ちょっとな・・。突然夜中に大声で御経読んだりするんだよ」 深く聞くことを避け、いつのまにか眠りに...
2016.04.30 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編先日、友人の結婚式で札幌に、嫁と娘(2歳)たちと行ってきました。 市内のホテルに宿泊することになり、式の前日に市内観光をし、夕飯を食べてからホテルに戻りました。 もう遅かったので部屋の風呂に入り、布団も敷いてあったので3人で寝る事にしました。 娘は初めての遠出だったからかすぐに寝てしまい、私と嫁はビールを軽く飲みながらテレビを見ていました。 明日早いから寝ようと、12時頃布団に入り、うつ...
2016.04.30 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編知り合いが救急隊員やってますが、ずーと昔に某駅で飛び込みがあった。 「被害者はまだ生きています」 と要請があったから急行したが、到着前に当事者は絶命していた。 それがまだ高校生の女の子で、覚悟の上でホームから飛び降りたものの、躊躇したのだろう。 とっさに、もう一度ホームに戻ろうとして、上半身を乗り上げたところに列車が・・・。 上半身だけがゴロンとホームに転がって、両足は引きちぎられて...
2016.04.30 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編中学生の頃、学校近くのカラオケボックスで、変な噂が立った。 画面が止まるくらいならたまにあるかもなんだけど、うめき声とか女の叫び声とか部屋中がバチバチ弾けるとか・・・マイクを通すと、スピーカーが隣接する部屋の音を拾ったりもあるみたいなんだけど、明らかにスピーカーを通した音じゃないらしい。 何かあった時には店員に言うと、ひたすら謝られて料金タダにしてくれるって聞いてたから、そこに男2...
2016.04.30 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編先輩(Tさん)が高校生の頃、近所にあった顔馴染みのペットショップに、当時飼っていた犬の大好物のドッグフードを買いに行ったときのこと。 Tさんは、向かう直前にペットショップに電話をし、そのドッグフードがまだ店頭にあるかを確かめたうえで、向かったという。 そこに着いてみると、シャッターが閉まっている。 臨時休業か?と思ったがさっきの電話では、「じゃ、Tくん待ってるからね」と、おなじみの店長...
2016.04.30 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編知り合いが霊感なんて持ってると、こっちまで知りたくないことを知ってしまうことがある。 私の友達が、普通に見えてしまう体質らしく、よく私に憑いている霊とかを教えてくれる。 私には 現在5人憑いているらしい。 そんな女の子を、肝試しに連れて行った時の話。 休みの前日、男2人女2人で飲んで盛り上がって、途中から怖い話やらで、酔っ払いながらみんなでしてた。 といっても、酔っ払って恐怖心なんて薄れ...
2016.04.29 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編当時、友達のAとBと三人で、雑誌類のゴミの日にゴミ捨て場へ行き、漫画雑誌を見つけては持ち帰るということをしていた。 雑誌を漁る場所はいつも決まっていて、近所のマンションのゴミ捨て場だった。 そのマンションのゴミ捨て場は、カラスの被害を避けるためか、頑丈な建物の中にあり、ゴミの日じゃない日には鍵が掛けてあった。 中はとても広く、正面に左右スライドさせて開ける大きなドアが二つ、そして横に...
2016.04.29 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編小学生の時の話。 11月も近かったので、陽が落ちるのも早かった。 夕方5時くらいには、もう辺りは薄暗かった。 友達3人と、図書室で本を読んでたのだが、先生に帰るよう促された。 ランドセルを背負い、帰ろうと廊下を歩いていた時、4、5人の女の子とすれ違った。 好きな子が、その中に見える。 ふと友達らに、他のクラス入ってみない?と声をかけた。 目的は、その好きな子のクラスに入りたいというものだった...
2016.04.29 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編学生の頃の話で、クラスに少し変な奴がいた。その子は、一部の奴に軽くイジメられていた。 勉強が出来ない訳じゃなくて、たぶん妄想癖があるみたいで変わった事を言い出したりするんだ。 私はイジメとかしなかったし、そのことも普通に仲は良かったと思う。 ただ、会話についていけない事は度々あった。 彼が言うには、宇宙人は既に地球に住んでるとか、幽霊の恋人が出来たとか、空を飛べる様になったとか。 自...
2016.04.29 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編5年前、会社の異動で、埼玉から熱海に転勤になった。 熱海なんか行ったことないから、ワクワクしていました。 なんだかんだで日本有数の温泉街だし、タダみたいな寮費で住めるも魅力的でした。 熱海に到着して、すぐ会社に行って挨拶した。 しばらく仕事の話をしてたんだが、会社のお偉いさんが「今日は寮で休んでいいよ」と言ってくれたので、夕方まで町を散策してた。 寮に帰ってきて、気分が高揚してました。...
2016.04.29 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編ゆっくりと、内田は話し始めた。 私は、内田の体験を聞く為に、彼のアパートへ出向き、こうしてソファーに座っている。 話を聞きながら会話を録音し、相づちを打 つ。できるだけ正確に伝える意味もあり、会話を、ほぼそのままの形で書いてみようと思う。 録音の最後、殆ど会話の最後なのだが、雑音と共に記録は失われていた。 彼が体験した、不思議な話。 「彼女から手紙が届いたのは、このアパートに引っ越して...
2016.04.28 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編とある地方にスキーへ行った時の話です。 車で遠征したのですが、地図を見ながら、こっちから行った方が近いんじゃないの?ってことで、雪も降ってなかったので、山越えのルートを選択して行くことにしました。 いきなり一車線の狭い山道、友人がいきなり心細そうに・・・、 「これ、完全に失敗じゃない?」 「でもまぁ、地図じゃこっちの方が近いんだよね、峠越えればすぐだよ、すぐ」 私も失敗だったかなぁと...
2016.04.28 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編某テーマパークでの話。 そのテーマパークは、とても園内の世界観を重視しており、来る方々に夢を与える事を重視しておるそうです。 ところがある日、沢山のコンプレ(苦情?)が出た。 その内容というのが「お化け屋敷、とても面白かったのですが・・・1人着物の女性だけは、周りからちょっと浮いてるので 止めた方が良いのではないですか?」 と言う感じのものだった。...
2016.04.28 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編小学生の頃、水泳で初めて市大会に出場した。 たまたま一人棄権して、確か8コースに7人でのレースになった。 レースがスタートして、必死に100メートルをクロールで泳ぎ、そしてゴール。 顔を上げると、まだ誰もゴールに着いていなかった。 余裕でトップだ! そう思って電光掲示板を見たが、なぜか2位。 自分よりも 0.5秒くらい早く、8コースのヤツがトップでゴールらしい。 ・・・なんかおかしい。8コースは棄...
2016.04.28 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編前に住んでいたマンションの部屋は、何かおかしかったです。 毎晩かかってくる無言電話・・・・出ると切れる。 あまりに気味が悪いので、相手の番号を教えてくれとNTTに泣きついたけれど、答えはノー。 ナンバーディスプレイ導入直後の頃で、私は加入していなかった。 しかし、NTTにかけたその夜から、ピタリと無言電話が止んだ。 え?なに?盗聴でもされているの? と、怖くなったが、ともかく不眠は解消された...
2016.04.28 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編タクシーの運転手やってるんだが・・ 昨日の深夜、閑散としてる道路沿いに、7、8人の集団が手を上げてた。 あーこれ、一台じゃ無理だな、と応援の無線を送って止まろうとした。 だが、すごい違和感に気付いてその瞬間、おもいっきアクセル踏んだ。...
2016.04.27 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編彼はエレベーターの管理や、修理をしている。 ある日、病院のエレベーターが故障して止まってしまった、と連絡を受けた。 すぐに車を飛ばしたが、到着した時には2時間が経っていた。 現場へ向かうと、人だかりがしている。 中には、看護婦が閉じ込められているらしい。 「大丈夫ですかあっ!」 彼が呼びかけると、怯えた女性の声が返ってきた。 「出してください。 はやくここから出して!」 ガンガンと扉を叩...
2016.04.27 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編先輩のAさんはひどく怖がりです。 よせばいいのに友達に乗せられて、肝試しをやってきました。 不安がるAさんに、霊感の強い同僚のB君が近づきます。 「心配いりませんけど、念のためこれを持っていてください」 それは、水晶で作られた数珠でした。 しかし、その数珠を手にしてからもAさんの不安感は消えません。 たまりかねてあるお寺を訪ねると、住職さんがAさんを見るなり顔色を変えました。 住職さんと「そ...
2016.04.27 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編中学の修学旅行での話です。私のグループでは、私と友人の二人がカメラを持って行きました。 まずは新幹線ホームで、そして遊覧フェリーの中で友人達と何枚かの写真を撮って、1日目の宿に着きました。 グループごとに部屋に分かれ、荷物を片付け、学校のジャージに着替えたら夕飯です。 ふと、あと何枚フィルム残ってるかな? と思い、残り枚数を見てからカメラは鞄の中に入れて、大広間に向かいました。 夕...
2016.04.27 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編5年以上も前の話ですが、自分を含む三人で、友達のマンションへ遊びに行ったときの話。 部屋で無駄話とかしていたら、タバコの煙を追い出そうと、友達の山本が窓を開けた。 山本はタバコを吸わないので、部屋に臭いが篭るって神経質になっていた。 そしたら、山本は開いた窓辺でじ~っと立って動かない。 「どうした?」って聞いたら、山本は「いや・・・、ちょっとあれ」 山本は、向かいのマンションの窓を指差...
2016.04.27 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編幽霊に直接会った事は無いんですが、試験勉強中の話です。 私は試験勉強を、昼間にはあまりしません。 夜の10時以降から始めて明け方までやる、と言うのが普通でした。 その日も、夜中の2時くらいまで机の小さな明かりだけ点けて、一夜漬けに勤しんでいました。 特に何も考えず、黙々とペンを走らせていたのですが、ふっと左の壁の方から、嫌な感じがしました。 私はペンを止め、パッと左側の壁をみると、そこに...
2016.04.26 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編先月の中頃、妻の実家へ子供を連れて遊びに行った時のことだった。 妻の実家へは、挨拶程度に2回しか顔を出したことしかなく、 泊りがけで行くのは今回が初めてだった。 そこは県境にある小さな町で、さらに町から少し離れた田園が続く、のどかな所だ。 妻はお義母さんと、何やら楽しげに話しをしながら夕飯を作っていて、子供は、お義父さんと遊んでいた。 私は少し居心地の悪さを覚え、散歩でもしてくることに...
2016.04.26 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編 テレビで、金縛りになる方法みたいなのをやってた。 その方法っていうのが、真四角の部屋の真ん中に布団を敷いて、北枕にして寝る。 それで、布団に入ったまま、まず部屋の左下隅を見る。 次に、右下隅、左上隅、右上隅と、順番に見ていき・・・、 最後に真上を見て寝ると、 金縛りになる 。 部屋の隅には「何か?」がいて、最後に真上を見ることによって、 それぞれの「何か?」を引き合わせてしまって、よ...
2016.04.26 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編葬儀の際に遺体を乗せた車が火葬場に行くまでの道順が決まっているのを知っていますか? 特に、京都では厳しく守られています。 その道順とは、行きと帰りで同じ道を引き返すことが無い道順です。 同じ道を「引き返す」と、死者に戻ってくる道を教えてしまうからだそうです。 ただ、ここで少し考えてほしいのです。...
2016.04.26 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編友人に誘われて、その知り合いのおなご衆とバーベキューをする事になった。夜の川辺で焚き火を囲んでいる夏の夜、当然というか必然というか、怖い話で盛り上がっていた。 各々持ち寄った怖い話も一段落ついた頃、 まだ話してない子がポツリと 、「私、霊感あるよ」なんて言い出すもんだから皆大喜び。 あまり、非科学的な事は信じたくない私は、彼女に証明してくれと言ってみた。 すると「あんたの背後に、おじ...
2016.04.26 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編母方の、叔父さんと叔母さんの実体験・・・15年くらい前の正月2日のこと。 叔父さんたちは、年末から実家に帰って来ていて、のんびりしていたところに昼頃、一本の電話が来た。 警察からだった。 こっちは雪国だから、叔父さんはスキーが好きな後輩を一人連れて来ていたんだけど。 その後輩が列車事故にあったという連絡だった。 線路をスキーを履いたまま渡ろうとして、列車にはねられたらしい。 叔父さんたち...
2016.04.25 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編大学も卒業になり、4年間過ごしたアパートを引き払うことにした。 なんか色々あったけど、まぁ楽しい思い出ですなあ・・・。 隣の美人なお姉さん、密かに憧れていた。 下の階の作業着のおっさん、いつも無愛想で強面。 だけど、チャリのチェーン直してくれたり、いい人だった。...
2016.04.25 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編あなたは電気を点ける時どうしてる? だいたいは部屋の入り口にあるスイッチで点けますよね? でも、直接紐を引っ張って点ける人も結構いるんじゃないかな? Nは祖父母の家に、一人で遊びに来ていた。 そして、こっちの大学に出て来ている高校時代の友人の事を思い出し、連絡を取る。 友人は、夜なら空いてるから飲みにでも行こうとなった。 Nは、祖父母に夜遅くなることを伝え、鍵を預かって外に出た。 思った...
2016.04.25 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編嫁さんの実家であった話。 嫁さんは一人っ子で、実家は親夫婦二人で住んでる。 ある日、夜中の3時くらいに電話が鳴ったそうだ。 義母さんがベルの音で起きたので電話に出たそうなんだけど。 電話の向こうから、女のすすり泣く声が・・・ 義母さんは娘(嫁さん)からの電話だと思い 、 「▲▲(嫁の名前)?どうしたの?何かあったの?」と話しかけると、「眠れないの、怖くて眠れないの、怖いの、助けて」と。...
2016.04.25 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編一番最初に見たのは、多分この時。 幼稚園の砂場で、友達とトンネル作ってた。 両方から2人で手を入れて砂を掻き出していたら、自分の右手が何かにつかまれて引っ張られた。 そんなに大きな砂山じゃなかったのに、一気に肩まで引き込まれた。 砂山の下をくぐるような形で倒れ、その拍子に砂山が崩れた。 砂山を壊したことが周りの子の気分を害したらしく、泣き始める。 泣き声の大合唱に保母さんたちが集まって...
2016.04.25 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編私が十数年前、下○市に住んでいた頃の出来事です。 当時、新聞配達のバイトをしていたのですが、一軒だけ、とても嫌なお客さんがおりました。 それは、通常の配達順路から大きく外れている上に、鬱蒼とした森の中の長い坂道の突きあたりにある、3方を塀に囲まれた家。 しかも、そこの配達時間は午前3時位でしたので、いつも暗く不気味な雰囲気がとても怖かったのです。 8月のある日、いつものように嫌だなあと思...
2016.04.24 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編小学生の頃だった。 季節は8月くらい、夏休みの終わりの頃だった。 私の故郷は海の近くで、海岸線には堤防があり、堤防の近くの土手で、よく仲間と遊んでいたものだった。その日は、夏休みもうすぐ終わろうとしている頃で、その堤防の土手の近くでスケボーをしていた。 しばらく経って喉が渇いたんで、近くの自販機までジュースを買いにいった。 他の仲間達は、まだ土手でスケボーしているのが自販機のとこから...
2016.04.24 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編私が中学3年生の時の話しです。 学校から帰ってくると、部屋で父が一人で泣いていました。驚いて尋ねると、気分が悪くなって家に帰って寝ていたら・・・。 夢に父(祖父)が出てきて、幼い頃、おもちゃをねだったのに買ってあげなかったことを謝っていたと言うんです。 そして、目が覚めると、なぜか無性に悲しくなって涙が止まらないと言っていました。 正直、中年男が夢に親が出てきた、と言って泣いてる姿は...
2016.04.24 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編昨年2月に祖母が亡くなりました。その時の話です。 祖母は写真が嫌いで、ほとんど写真は残っておらず、遺影の写真を探すのにとても苦労しました。 家中ひっくり返して、ようやく一枚だけ、祖母が笑顔で写っている写真を見つけました。 その写真は、祖母ともう一人男の人が写っていました。若い男性です。 ところが、誰もその人を知らないのです。 場所は確かに祖母の家なのですが、まったく知らない人と写ってい...
2016.04.24 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編ある知り合いの保母さんから聞いた話。仕事中に子供を預ける施設で、一人の子供が誰もいない空中を見上げて、喋っていた。 「ママ、ママ、」 と言っている。 その子の母親が迎えに来る時間は過ぎていた。 突然、電話が鳴り出し、電話を取りにいこうとしたが、その子が窓に向かって走りだしたので制止した。 しばらくして、電話に出ていた別の職員さんに廊下から呼ばれて行ってみると、 小声で・・・「大変、○○...
2016.04.24 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編私が見たことある「人ならざるもの」は、大体以下のパターンなんです。 グラデーションが掛かったホログラムのような感じで透けていて顔の部分しか見えない。白くて半透明でお面みたいで、気が付くと、寝ている友人の顔や背後に重なっていたり。 サイズは、1ミリ~20センチと伸縮自在。...
2016.04.23 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編中学の頃の体験。 クラスは、その日の最後の授業である英語を受けていた。 その頃は夏前で、クーラーがないウチの学校はすごく蒸し暑かった。 しかも、その日は雨が降っていて、外は異様に暗く、いつ雷が鳴ってもおかしくない天気だった。 そのせいかクラス全体が、寄り添うような雰囲気だったのを憶えている。 その日の英語の授業は、自分の事をスピーチするというものだった。...
2016.04.23 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編仕事で、とあるビジネスホテルに泊まった時の話。 そのホテルはエレベーター側から順に1・2・3・5・6・・・と、部屋番号が割り振られていた。自分の部屋は奥方の208号室だった。 その時は、出張2日目という事もあって、当たり前のようにエレベーターを降りた。 部屋に向かおうとした時、誰かが202号室のドアノブを掴んでいた。...
2016.04.23 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編夏休みに中学校の理科室で、先生に断って実験をさせてもらった。 午前中、先生が部活でいる時だけって条件で。うれしくて、理科室行ったら知らない先輩が別のテーブルで実験してる。 それで、1週間も一緒に実験してるうちに、色々教えてくれて仲良くなったんだけど、 ある時、自分が少し遅れて、午後10時ごろかな。 先輩が理科室で倒れてて死因は持病の心臓関係の病気だったらしい。 葬式にも行って、お棺の横に...
2016.04.23 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編高校生の頃、テスト期間中に友達の家で勉強をしていたんですが、途中から生き抜きも兼ねてゲームをやり始めました。 気が付くと、時計は11時を回っていたので、そろそろ帰るよと言って友達の家を出ました。 あまり遅く帰ると親がうるさいので、普段は通らない暗い道を通って帰ることにしました。 その道は街灯もあまり無く、地名に「塚」がついているので、縁起を担いでいる私の両親は絶対に通らない道でした。 ...
2016.04.23 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編当時17歳ぐらいだった僕は、家族と一緒に北海道は阿寒湖のホテルに泊まりました。 地上8階の4人泊まれる部屋で、その夜、みんな寝静まったけど僕だけ眠れずに起きてたんです。 ホテルの部屋ってなんか暑苦しくて寝づらい時があるじゃないですか。あんな感じで。時間はわからないんです。目を瞑って考えごとしながら、眠気がくるのを待ってた。 でも、どうしても眠れない。よくあることなんですが・・・目を開け...
2016.04.22 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編学校の帰り道、気が向いたので少し回り道をして裏山を通ってみる事にした。 ねこじゃらしで遊んだり、花を摘んだりしながら歩いていくと、幾つかの建物が見えてきた。 それは廃墟になった住宅地で、そこ自体には何度か行ったことはあった。 ついでにここで遊んでいくか、と思い、ズンズン奥へ入っていった。 1棟、2棟と来て、一番奥の3棟に上り、辺りの景色を見回していた時、うっそうと繁った雑木林の奥に、も...
2016.04.22 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編僕は昔、霊感が強いっていうか他の人には見えないものが見える子どもでした。 でも大人になるにつれ、そういうものが見えなくなって、霊の記憶なんて薄れ始めた頃です。 去年の夏休み、部活で学校に通ってました。 いつもの駅のホームに下りる階段で、何かイヤな予感を感じました。 ホームの少し向こうの線路際に、スーツ姿の中年の男が立っていたんです。 暑さのためか、ぼーっとしてるみたいでした。 足元に目...
2016.04.22 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編関西ローカルの人気深夜番組「探◯!ナ◯トスクープ」を見ていたときのこと。 二つ目の、松村がアスレチックに挑戦するという依頼のあとで、「亡き祖父が生前伝えたかったことを知りたい」という依頼があった。 「あぁ、また恒例の局長泣かせか」と思って、その日は依頼を見ないまま寝ちゃった。...
2016.04.22 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編その夜、拾ったばかりの仔猫を病院へ連れて行っていた。 アメショの胴体部分の模様をかき混ぜてしまったような、白地に黒い毛の混じった色っぽい毛並みの猫。ストレスで体調を崩したらしく、点滴を打っただけで帰ることができた。 疲れているのか、うとうとしているそいつを寝室に置き、飛び出さないように窓とドアを閉めて手早く晩飯を作って食った。 30分ほどで様子を見に戻ると、ドアを開けた途端、寝ていた...
2016.04.22 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編小学生の頃、天体マニアの友達がいて、ちょくちょく二人で夜中に家を抜け出しては星を観に行ってた。別に星を見るくらいなら夜中でなくてもいいのだが、小さい頃って、そういう冒険をしてみたくなるもんだ。 ある日の夜中、いつものように二人で待ち合わせて近くの山に登った。とにかく見晴らしのいいところだったので、もっぱらそこへ登って星を観測していた。友達は高価そうな望遠鏡を持っていて、私は当然そ...
2016.04.21 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編残業のため終電で帰ってきた私は、バスがもう終わっていたためタクシーに乗って帰ろうとしました。 タクシー乗り場にて、しばし待つこと数分。すぐに自分の乗る順番がきて、私はタクシーに乗り込むと、家の近くのコンビニを指示しました。残業でかなりイライラしていたので、私は相当に不機嫌でした。 なので仏頂面で窓の外の景色をひたすら眺めていました。 ここまでは、なんと言うことのない普通の話です。 し...
2016.04.21 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 短編前に、ある番組の心霊写真のコーナーを担当してた時のことです。 ある時、共通の特徴がある数枚の心霊写真を取り上げたことがありました。 撮影者も日時も場所もバラバラな写真なのですが、それぞれに幾何学的な形の赤い光が写り込んでいます。 そのいずれもが同じ台のような形になり、鑑定者はそれを「ある残酷な儀式に使う台」だと鑑定しました。 番組終了後、局にジャンジャン電話が掛かってきました。 その...
2016.04.21 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編友人は大学時代あるアパートに下宿した。 そこはかなり古かったけど格安な物件で、住み始めてすぐ気になったことがある。 夜遅く、たまにドンドンドンと、壁を叩く音がするのだ。 20分くらいその一定のリズムで叩きつ続ける音が止まない。 毎晩というわけでもないから最初は無視していたが、あるとき気づいた。 その音は必ず金曜日の夜やってきて、しかも決まった時刻に始まり、決まった時刻に終わる。 それに気...
2016.04.21 [超怖い話 実話]
超怖い話 実話 長編 僕は某地方医大に通ってる学生で、その頃ちょうど解剖実習をやっていました。 実習は定刻通りに終わることが少なくて、わりと夜中の8時くらいまでかかることがあったんですが・・・。 その日はたまたまウチの班が最後まで、実習室に残って解剖していました。 教官たちは遅くても夜7時くらいには帰宅するので、だだっ広い解剖実習室に4人(僕、A君、B君、Cさん)だけ・・・。 まあ、そんなことは全然気にしなく...
2016.04.21 [超怖い話 実話]