【超怖い話 実話】黄色いクレヨンでぐちゃぐちゃに塗りつぶしたような絵 長編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話】黄色いクレヨンでぐちゃぐちゃに塗りつぶしたような絵 長編

これは私が高校1年の時に体験した話です。

私は自転車を利用して旅行するのが好きで、

その年の夏休みも部活が休みになった3日間を利用して

友人と二人で千葉から伊豆まで自転車旅行に行きました。

IMG_0217.jpg


前日の夕方に出発し、
次の日は予約していた安いホテルに泊まりました。

いろいろと寄り道したので
ホテルについたのは7時頃でした。

私たちはかなり疲れていたので、
食事と入浴を済ますとすぐに眠ることにしました。

その部屋は座敷で、
寝具もベッドではなく敷布団でした。

私は布団に入るとすぐに眠りにつきましたが、
しばらくして寝苦しさを感じ、目を覚ましました。

起き上がろうとしても体中がしびれて起きあがれず、
身動き一つできません。

頭はまるで泥酔した時みたいにぼんやりしていて、
耳鳴りもしていました。

しばらくしてもしびれはとれず、

「もしかして私死んじゃうの?」

と激しくあせりました。

隣にいる友人に助けを求めようと
声を出そうとしましたが

「あ…ぐぅ…」

程度しか声が出せません。

とそのとき突然頭の中に
大音量で鉄腕アトムのテーマが聞こえてきました。

「そ~ら~をこ~えて~~、ららら、ほ~し~のか~なた~~」

その声がすごく不気味で、
伸びきったテープみたいな音調で、
子供のような歌声でした。

その歌声を聴いているとものすごい頭痛に襲われ
何度も

「死んじゃう、助けて、助けて。」

と心の中で念じていました。

気づくと明け方になっていました。

私はどうやら気絶していたようで
友人に起こされました。

友人は真っ青な顔を押しており

「あれを見ろ」

と天井を指差しました。

天井にはオレンジ色のクレヨンで何かを書いた上から
黄色いクレヨンでぐちゃぐちゃに塗りつぶしたような絵が描かれていました。
(消そうとしたのか、かなり薄っすらとしていました。)

あまりにも目立つところに書かれているし、
昨日気づかなかったわけないので、
友人と

「昨日はあんな絵なかったよな。」

と確認しあい、
怖くなって朝一番にホテルを出ました。

これは朝食を食べながら友人から聞いた話なのですが、
友人も前の日は起きており、
アトムのテーマを聞いていたようです。

しかも、友人は私よりもっと早く
金縛りにありにあっていたそうです。

ここからはその友人の話です。

友人は目が覚めると金縛りにあっていることに気づき、
しばらく耐えていたそうです。

その時部屋の隅に白くて丸い塊がボヤ~ッと浮いており、
しばらくその塊を眺めていると、
私たちの寝ている布団の周りを、
白い女が歩き回っていたそうです。

その女は麦藁帽子のようなものをかぶっており、
目の部分がぼやけていて
まるで黒い空洞みたいだったそうです。

友人はその女が何かを探しているんだと思い、
心の中で

「そこにあるぞ。」

と念じ白い塊の方を向くと、女が消え、
大音量のアトムのテーマが頭の中に流れてきたんだそうです。

今でもアトムのテーマを聞くと
あのときの不気味な歌声がよみがえり
背筋が寒くなります。


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