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【怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】悪口や呪いの言葉を書いて隠すという 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】悪口や呪いの言葉を書いて隠すという 短編

子供の時、襖に開けた穴に、

嫌いなヤツの

悪口や呪いの言葉を書いて隠すという

くだらない一人遊びをしていたことがある

IMG_0611.jpg


高校の時に父が死んで母は旅館に住み込みで働くことになり、



私は家で一人暮らしすることになった



寂しい時になぜか母や死んだ父の事より、



昔飼っていた犬の事をよく思い出した



あれをやってみようと襖に穴を開けて



呪いの言葉じゃなく犬の写真を丸めて入れた



夜中に襖の穴を見ていると、



何となく犬が穴からこっちを覗いているようで



怖さより懐かしい癒されるような不思議な感じがした・・・



それからは、死んだ父や祖父母や会いたいけど



この世にいない人々の穴を開けて写真や手紙を入れた。



ある日突然、母から電話で



実は付き合っている男がいてその人と再婚したいと言ってきた



母に裏切られたようで、



私は母に対するありとあらゆる呪いの言葉を書いて穴に入れた



今は母とも和解してこの部屋で一緒に暮らしている。



職場に片想いの女性がいるが、



いずれこの部屋で一緒に暮らすことになるだろう



他の男と結婚した事は許せないが、



母と同じで後から話せば私の気持も理解してくれると思う・・・



今では穴だらけになった襖を見てそう確信した。



相変わらずの一人暮らしだが寂しくはない





【解説】



















『今は母とも和解してこの部屋で一緒に暮らしている』

と言っているのに、

『相変わらずの一人暮らしだが寂しくはない』

と最後に言っている矛盾。



一緒に暮らしているのに、

一人暮らしということは、

語り手は母親を殺し、

死体と一緒に住んでいるということだろう。



最初は

『この世にいない人々の穴を開けて写真や手紙を入れた』

ということをしていたが、

母に対しては、

『私は母に対するありとあらゆる呪いの言葉を書いて穴に入れた』

と別のことをしている。



写真や手紙の代わりに

呪いの言葉と母親の死体を入れていた、

ということだろうか。



『今では穴だらけになった襖を見てそう確信した』

と言っていることから、

もっと他にも殺しているかもしれない。



語り手は死体となれば何も言わなくなるから、

自分の全てを理解した、と感じるようになったのだろう。



片想いの女性もまた、

母親と同じように殺され、

襖の中に放置されることになると思われる。



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