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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ」短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ」短編

何年か前のある朝。

学校が休みで田舎に帰っていた俺は、

早朝から親戚が

神主をしている神社の掃除に行った。

IMG_1377.jpg


鎮守の森に囲まれた境内を掃き、
箒目を付けようと一本の木に基準を決め、
その木に向かって行った。


そしたら、その木に何かがくっついている。

「何じゃろ?」

と思ってよく見ると、
両手に釘の打たれた藁人形だった。

腰を抜かして、
社務所にいる叔父さんを呼びに行き、
現場へ連れて来ると、
叔父さんは

「八幡様の境内でこんなことしおって。
気にするな、どうせこんな事したからには罰が返る」

そう言って、
藁人形を燃やしてしまった。

その後、ウチの近所で事故があった。

原付で川に落ちた人がいた。

川も浅く、
スピードも出ていなかったのだが、
その人は両腕切断の大怪我。

まあ、近所でも良くない噂の多い人で、
警察の事故調査でこう言ったらしい。

「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ」

ちなみに、その裃に付いていた家紋と、
俺が祭りの時に着る鎧櫃に書いてある家紋が同じだったそうだ。


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