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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】(双子の兄弟)と神社の横にある、 短編

小学生の時、近くの神社で写生大会があった。

俺は友達二人(双子の兄弟)と神社の横にある、

大きな木を描いていた。

木が一番描くのが楽だろうと思ったからだ。


IMG_2653.jpg


一時間ほど経って、その兄弟の絵を覗き見ると、
俺の絵にはないものが描かれていた。

それは木に何本も刺さった、斧やのこぎりだった。

しかも兄弟で同じ所に。

ちなみに俺が見た限り、
木には何も刺さってはいない。

だけどやつらは口を揃えて、

「いっぱい刺さってんじゃん」

と言う。

もう一度よく見たが何も刺さっていない。

そのうち二人で何か会話を始めた。

「あれ描く?」

「やめようよ、先生に怒られるし」

「かわいそうだね」

俺にはまったく意味不明な会話だった。

あれから十年以上経ち、
その双子は一人が自殺、
もう一人が失踪した。

正也、和也には見えてはいけないものが見えていたのだろう。


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