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【怖い話 実話 本当にあった怖い話】廊下でエレベータを待っていると 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 本当にあった怖い話】廊下でエレベータを待っていると 短編

いつだったか、引っ越しする前の連休の明け方。

ジュースを買いに行こうと、外に出た。

まだ外は暗く、廊下でエレベータを

待っていると(マンションね)、

IMG_1540.jpg


上のほうでガシャーンとガラスの割れる音がした。

なんだろと思って、
吹き抜けの手すりの所に近付いた。

そこからなら多少、上が見える。

見上げるまでも無かった。

黒いシルエット、
人間の上半身が垂れ下がっていた。

腕はだらりと下になり、頭はつるりとしていた。

通常なら、そんな事絶対に出来ない事が一瞬で分かる。

なぜなら、マンション1階分しか隔てていないと言っても、
乗り出して下を見下ろすほど離れては居ないから。

影を見たのは10秒くらいだったか、
やがて唾をごく、と飲んだ瞬間、
シルエットはぞわっと何かに引き上げられるように上へと消えた。

その時は怖いと言うよりも、
なんだ・・・?という気持ちが強かった。

よくあるような「長い髪の毛」の影・・・
などでは無かったから、かもしれない。

一時置いてエレベータを見ると、
既に下の階へ行ってしまっていた。

しかたない、ともう一度ボタンを押す。

そして、何気なく見た薄暗い廊下の向こうから、
滑るように近付いてくる黒いシルエット。

心臓が飛び上がる感覚と共に、
自分の部屋の鍵をポケットから取り出し、
部屋へと駆け込んだ。

チェーンもかけた。

それからは時に何も無かったが、、

あのマンションは自殺とか聞いた事の無い、
極普通の場所だっただけに、実に不可解だった・・・



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