【超怖い話 実話】その三日後だった、 長編 - 超怖い話 実話

ピックアップ!

【超怖い話 実話】その三日後だった、 長編

中学生のころ、

Aという同級生の家でよく遊んでいた。

彼の家は町外れあり、

海の崖っぷちのような所に建っていて

IMG_1592.jpg


両親も仕事柄居ないことが多く
ガキが騒ぐには絶好の場所だったからだ。

12月の試験休みにその家で、
当時学校で流行っていた
コックリさんをやることになった。

ちなみにその方法だが、
丸い木製のテーブルに五十音、はい・いいえ、
0~9までの数字を書いた紙をならべる。

このとき「とら」とか「しか」とか
動物の名前にならないように注意しなくてはならない。

そして硬貨を使わず無地のコップを使う。

参加者全員がそのコップに息を入れて
中央に置き人差し指を添える、という方法だ。

マスター(?)のAが

「コックリさん、コックリさん、
いらっしゃいましたら"はい"と返事をしてください」

と定番の台詞を口にした。

するとコップが"はい"の所へ移動する。

そしてAが

「○○(俺の名)の好きな女の子のは誰ですか?」

と訊く。

「なんだよ~変なこと訊くな!」

と俺は恥ずかしげに呟いた。

だが、コックリさんは女の子の名前ではなく
「さ」「む」「い」と繰り返す。

「なんだよこれ!」

「・・・気持ち悪いな」

何か嫌な空気が流れはじめる。

そのうち肩が重く、
軽い頭痛がしはじめた。

俺は

「もうやめよう!」

と思わず叫んだ。

皆もそれに頷く。

だが、コックリさんは帰ってくれない。

最後は強引に止めてしまった。

Aは

「俺ん家が呪われたらどうすんだよ~」

と半泣きになったが、Bが

「ちゃんとコップを割って紙を燃やしとけば大丈夫」

とはき捨てるように言い
皆逃げ出すようにその場を去った。

その三日後だった、
その家の側の海岸に
女性の水死体が見つかったのは・・

冬の海で寒かったのだろう・・

幸いにして
俺を含めた全員に祟りと思われる現象は起きなかったが。


関連記事

スポンサードリンク

タグキーワード
コメント
非公開コメント

トラックバック
Copyright © 超怖い話 実話 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます