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【超怖い話 実話】友人数人と車で心霊スポット巡りを楽しんでいた。 短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話】友人数人と車で心霊スポット巡りを楽しんでいた。 短編

俺が大学時代の話。

当時まだまだ遊び盛りで、

友人数人と車で

心霊スポット巡りを楽しんでいた。

IMG_0549.jpg


そんなある日、
そろそろ夏休みも終えそうな時期で、
ほんのりと肌寒い時期だった。

唐突に友人Aが、
ある心霊スポットに行きたいと言ってきた。

それはとある山で、
地元の人しか知らないようなマイナーな場所だったが
自殺が起きただの
夜に近づくと連れてきてしまうだのと中々やばげな場所。

勿論反対する者も無く、
俺、友人A、B、C、Dの五人で行くことに。

アパートから車で30分、
俺、B、C、Dの四人でその場所に向かった。
(Aはその地元の人間で実家通い)

Aが指定した場所に着くと、
すでにAの姿が。

地元のスーパーの駐車場にちょっと止めさせてもらって
その山へは徒歩で向かうこととなった。

そこから歩いて数分。

細い農道の先にその山の入り口は見えた。

そしてこの中で
唯一自称霊感が有ると言っていたBが

「何か山が暗いものに覆われていてよく見えない…」

もちろん俺から見たらそんなことは無い。

少しばかりであるが、
月明かりも手伝って
上のほうの木々程度なら見えるくらいだ。

こいつ目悪かったっけ?
と思いながら山に入ることに…

またまた山に入る前に、
Cが鉄パイプ(水道管?)のようなものを見つけ、
用心の為にと持って行くことになった。

ちなみにCは昔から
古武道だか古武術だか習っていると言っていたので、
いざと言うときはコイツに任せて逃げようと思った。

山に入るとBが

「何か気分が悪くなってきた…
視界も暗くなってきた気が……」

と。

それは同感で、
俺も一際暗く感じた。

というか木がかなり生茂っているので暗くて当然だった。

「誰でも同じだわwwww」

と、皆からBがいじられているウチに、
唐突に鳥居が出てきた。

定番だなあ…と思いつつも、
俺は内心結構ちびりそうで、
後ろを振り返っても何も見えない。

ライトの光しか便りに成らないくらい
本当に漆黒の闇だった。

Bが

「ここからはちょっと行けんわ…」

と半べそを掻き出し、
無理にでも連れてこうもんなら
泣き出しかねないくらいだったので、
仕方なくB、Aを置いて先に行くことにした。

Aも地元民の癖して相当びびっていた様子だった。

テンションが冷めないウチに俺、C、Dで

「もっといこーぜwww」

と先にガンガン行くことに。

すると、何かちっさいくぼみのようなモノがあった。

例えるなら貝塚のようなもの。

その中には木の破片みたいなもんが入っていた。

もしかして………
皆何か感じたのか
誰も手に取って調べようとしない。

俺もあいつらと残ってたほうがよかったかも…
とちょっと後悔しだしたそのとき、
木々の奥で何か光った気がした。

いや、光というよりは白いモノ。

アレだけ暗い中ぼわっとした感じで浮かんで見えた。

「おい…」

と他の連中も気づいていたみたいで、
俺が泣きそうな声で

「そろそろ戻るか…」

と切り出した。

そして、ゆらっとまたソレが表れて揺れた。

段々近づいている気がする…

そこで逃げればよかったものの、
なかなか動き出すことが出来ず
ソレを見入ってしまっていた。

ゆらっゆらっと段々と近づいて来ているソレは
何か分かった時、俺はもう駄目かと思った。

それは顔だった。

男とも女とも分からない顔。

ただ長い髪もうっすら確認できたので
恐らく女だろう。

その表情も
笑っているような泣いているような怒っているような…

むしろ全ての感情とも取れる顔でゆっくり…
そして確実に迫ってきていた。

本当に恐怖で声が出ない。

それでも何とか腹の底から叫び出そうとしたその時……

「タアアアアアァァァ!!!!!!」

と間近でとてつもなく甲高い叫び声が聞こえた。

Cだった。

Cはそう叫ぶと、
鉄パイプを高々と挙げ
あろうことか全力疾走でその顔に突っ込んでいった。

「タアアアアァァァ!!!!!!!」

とその顔を木っ端微塵にするか如く
パイプを何度も何度も打ちつけている。

もうこっちはどうしたらいいのか分からない。

Dは俺に

「行くぞ!」

と迫ってきた。

正直俺もDもCは何かに憑かれたんじゃ…
と思い逃げ出すことに。

何とかA、Bの元に辿り着いた。

A、BもCの声が聞こえ、
更に全力で駆けてきた俺達に混乱していた。

もう俺とDもどう説明したらいいのか分からない。

ただ

「Cはもう駄目かもしれん…」

と声を絞り出すと、
後ろからぜいぜい息が切れたCが駆けてきた。

「お前らが行くもんで暗くて分からんかったわ!」

とCはライトを持っていたDに
ちょっと切れていた。

「いや…お前がおかしくなったのかと…」

と俺が言うと、Cは

「そんなわけあるか!
ただあいつを払おうと思っただけじゃ!」

と。

ことの顛末をA、Bに話すと、Bは

「それやばいんじゃ…」

と言ったが、Cは

「いや、もう逃げるように消えたぞwwww」

と余裕綽綽だった。

どっちにしても怖いことには変わり無いので
そそくさと山を降りることにした。

あれから数日…
いや、何年たっても
特に何も起こらず暮らせていますw

特にCは相変わらず元気で、
なかなか幸せな生活を送っている。

今はもうその場所から皆チリジリになってしまったが、
集まって飲むことは結構あるので
機会があればまたあそこに行ってみようかな…

正直なところあそこが何だったのかもよく分からないし、
あのくぼみもよく分からないままなわけだし…


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