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【怖い話 実話 洒落にならない怖い話】こないだバイク乗りの友人とふたりで一泊ツーリングに行った。 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 洒落にならない怖い話】こないだバイク乗りの友人とふたりで一泊ツーリングに行った。 短編

俺バイク乗りなんだけど

こないだバイク乗りの

友人とふたりで一泊ツーリングに行った。

もう寒いからさすがにテント泊とはいかないんで、

IMG_1466.jpg


宿泊先も予約しておいた。
(ヘタレだぜ)

で、朝6時に家を出てうろちょろしながら
宿泊先まで向かってたんだけど、
思いのほか早く着いてしまった。

チェックインの時間さえまだだった。

一度宿泊先まで行ってその場所を確認した後、

「夕食の時間まで暇つぶしてこようか」

って話になった。

思いのほか早く着いたからガソリンも体力も十分。

地図片手にちょっと遠くまで行くことにした。

地図上で目に付いた山の中のうねうね道をめざして、
友人を前にして走った。

でも走るうちに日が落ちてきて、
うねうね道に差し掛かったころになると
もう真っ暗だった。

『そろそろ休憩が欲しいし、
もう暗いから正直宿泊先に帰りてぇなぁ…』

と俺が思い始めたころ、
前を走る友人のペースが上がってきた。

葉っぱが積もってる上見通しも悪い、
めちゃ狭の山道なのにガンガン攻めていく。

はじめは無理して付いていっていた俺も、
スリップ起こしかけたあたりで

『やめてくれよ怪我したくねーし!!』

と思い、クラクションをプピプピ鳴らして
異議を申し立てたが友人は聞いてない様子。

赤い尾灯はグングン遠ざかっていって
ついに視界から消えた。

もう俺は友人を置いて宿泊先に帰ることにした。

誰もいない真っ暗な山の中で切り返しする時はめちゃ心細かった。

エンジン音だけが心のよりどころだった。

これまで友人と走ってきたうねうね道は、
よく自分もあいつに付いていったなと思うほど荒れ荒れで、
とても飛ばせるはずもなかったんだけど、
怖かったからできるだけ急いで走った。

やっと宿泊先に付いたら目を疑った。

友人のバイクが先に着いてたんだ。

どう考えても、あの道の先に行った友人が、
俺より早く帰ってこれるとは思えない。

でもバイクある。

友人に対してブリブリ怒っていた俺の気持ちが
行き場を見失っていたその時

「おおおおおおおらああああああああああああ!!!!!!!!!!」

って声が聞こえて俺は突き飛ばされた。

ブチ切れ顔の友人がそこにいた。

友「お前ふざけんなよ!!何やってんだよ!」

そのへんで、俺も我に返って憤ってきた。

俺「お前が無茶苦茶やってたから置いて帰ってきたんだろうが!!ボゲが!!」

友「俺は危ねえ道だと思って止まっただけだろ!!無茶はお前だろうが!!」

ここで友人の言葉に違和感を感じた。

ちょっと話がかみ合ってない…のか?

俺「はぁ!?おめーが走りまくってただろ!?」

友「ちょっと待ってよ待ってよ、
なんか何言ってんのかよくわかんなくなってきた。
お前、俺を置いて行っちゃったよな?」

俺「置いてったよ。
悪いとは思ったけど、俺は怪我したくないから途中で帰ってきた。
でも無茶するお前が悪い。」

友「ちょっと待って。お前が俺を置いて先に行ったんだよな?」

俺「は?」

友人の話によると、うねうね道の入り口あたりで
友人は路肩に停車していたらしい。

狭いし暗いし怖いし葉っぱ積もってるし、
バイクでまともに走れる道とは思えなかったとかで。

路肩で俺が止まるのを待ってたけども、
俺は止まってる友人を無視して追い越して、
たった一人でうねうね道に入っていったそうだ。

ビビリの友人はそこで待つのが嫌で、
先に帰ることにしたらしい。

宿泊先に帰れば俺も帰ってくるだろうと思って。

その夜は友人と同じ布団で寝た。

ウホッではない。

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