【怖い話 実話 恐ろしい話】名古屋から東京まで続くある高速道路を走っていた。長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 恐ろしい話】名古屋から東京まで続くある高速道路を走っていた。長編

俺は名古屋から横浜の実家に帰るために

名古屋から東京まで続くある高速道路を走っていた。

転勤してから結婚して子供2人にも恵まれ、

仕事も順調。

IMG_2449.jpg


幸せの絶頂と言ってもよい。

この土日は結婚式以来、
久々の里帰りだった。

金曜の夜10時ごろに名古屋の自宅を出発。

嫁が助手席、子供達(上男の子5歳下女の子2歳)は
後ろのチャイルドシートに並んで座らせた。

久々の長距離ドライブのせいか、
最初のうちは嫁も子供達も歌を歌ったったり、
しりとりをしたりとはしゃいでいたが、
夜遅くに出発という事もあり、
浜松を越える頃には寝息をたて始めた。

(あー。静岡長いんだよなぁ・・)

などと疲れた目を擦りながら
俺は運転に集中し始めた。

その高速道路には途中、
手前に緊急用信号のある長いトンネルがある。

そのトンネルに入った辺りで異変に気付いた。

さっきまで聞こえていたはずの
家族の寝息が聞こえない。

(・・え?)

と横を見ると嫁がいない。

慌てて後ろを見ると子供達もいない。

俺はトンネルの中にある緊急停車場所に車を止め、
車を降りた。

そして外から車を覗いて家族を探す・・。

ちゃんといるじゃないか・・

疲れがたまっているのか、眠いのかわからないが、
おかしな事もあるもんだと苦笑しながら
車に乗ろうとすると鍵がしまっている。

エンジンはかけたままなのに、
インロックしてしまっている。

嫁のいたずらかと思い、
笑いながら助手席の窓を叩いた。

嫁は寝たふりをしているのか
起きる気配がない。

流石に冗談が過ぎると
怒りながらドンドンと叩いた瞬間
誰かに左肩を掴まれた。

道路公団の人かと思い、
振り向いたが誰もいない。

その時、誰かの声が叫んだ。

(逃げろ!逃げろ!)

その途端なぜか息苦しくてしかたなくなった。

呼吸もできない程だ。

だが家族を置いて逃げるなんてできない。

車の窓をドンドン叩く。

嫁も子供も起きない。

さっきまであんなに車が通っていたのに、
1台も通りすぎない。

何かにすがろうとトンネル内を見回した時、
避難用通路におぞましいものを見てしまった。

進行方向からも来た方向からも、
すさまじい数の人・人・人・人・・

狭い通路を我先にと他の人を押し退け、
沢山の人が苦痛の顔でこちらに向かって歩いてくる。

20人?30人?

いや、わからない。

車の下にマグネットで留めてあるスぺアキーがあることを思い出した俺は、
慌てて運転席に戻ろうと車の前から周りこんだところで
何者かによって道路側に押された。

そして俺は気を失った。

目を覚ました俺は
状況が分からず周りを見回すと、
トンネルの緊急避難駐車場所だった。

しかもちゃんと運転席に乗っている。

時間を見ると、夜中の2時。

隣で嫁が不思議そうに俺の顔を見て

「眠かったの?ごめんね。気がつかなくて」

と話しかけてきた。

何も知らないらしい。

一体なんだったんだろう。あの人達。

息苦しい感覚。

俺は動揺しながらも走り始めた。

きっと夢だったんだと思うことにした。

実家に着いてから気付いた左肩に火傷の跡を見付けるまでは。

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