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【怖い話 実話 恐ろしい話】「本当に怖い時は声なんか出ないよ…」 長編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 恐ろしい話】「本当に怖い時は声なんか出ないよ…」 長編

工房だった時、文化祭の準備に追われていた。

と言っても俺が追われていた訳ではなく、

友人のほとんどが生徒会役員だったため、

そいつらが忙しい日々に追われていた。

IMG_1812.jpg



俺は

「もうどーでも良いじゃーんヽ(´ー`)ノ」

というダメ人間だったが
血走った目で

「頼むから手伝ってくれ!!」

と言われて仕方なしに手伝っていた。

それってお願いっつーかむしろ脅迫って言いませんか?(´・ω・`)

文化祭前日、最後の最後まで仕事が残っていたが、
やっと8時過ぎぐらいになって終了した。

俺が通っていた高校はかなり古く、しかも校舎の両脇に教室、
真ん中に廊下という変な作りをしていたため
夏場は暑く、冬場は寒いという最悪な学校だった。

しかもその昔は偏差値の高い女学校だったが、
最近はその偏差値も落ち、
女子高から共学になり、学区の中でも
下から2番目というランクになりさがっていた。

その所為か、寄付金が少なく経費削減のため廊下の蛍光灯は
2つあるウチの蛍光灯のウチ1本だけしか付いていないという
昼間でも薄暗~い廊下で、
正直願書出しに行った時は

「俺こんな学校に3年も通うのヤだ(´・ω・`)」

と、まだ通ってもないのに思ってしまったぐらいだ。

そんな昼間でも薄暗く、
古びた学校は夜の所為もあってマジで怖かった。

ビビリながら8人ほどで階段を降りていると、突然友達が

「トイレ行きてえ…」

と言い出した。

『この状況で夜のトイレでつか?このバカチンがー!!!!(#`Д´)』

と金○並みに心の中で思ったが、
友達が「俺も」「俺も」と言い出したので

「…じゃ、行こうか…」

ということになった。

長い物にはとりあえず巻かれとけ。

皆で夜の学校に脅えながらも女子トイレに到着。

俺も一人でトイレの外で待ってるのは怖かったので
渋々一緒にトイレの中に入った。

4人ぐらいがトイレから出て来て、
手を洗っている時、それは起こった。

夜だったので警備員さんが閉めてくれたのか、
窓は全部閉まっていた。

が、いきなり窓側のトイレのドアが順番に

ギィ~ バン ギィ~ バン

と開いていった。

それを全員目撃し、全員が

「???(゚Д゚)ポカーン」。

4つあったトイレのドアが開いていく。

ビビッた俺は一番入り口に近かったので
そのまま無言で猛ダッシュ。

その後を一言も喋らないまま友達が追いかけていた。

その中に一人、トイレを行きたがっていた友達が
入るタイミングを逃したまま走っている。

藻前トイレは良いのか《゚Д゚》ゴルァ!

下足室へ行き、そのままダッシュで外へ出ると手だけ振って
一言も別れを言わないまま家路へと帰って行った。

俺と帰り道が同じだった友達も、
そのまま無言で帰り道を歩いて行った。

そう言えばオヤジも

「本当に怖い時は声なんか出ないよ…」

と、高速で火の玉を見たっていう話をしてた時に
言っていたことを妙に思い出した。

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