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【超怖い話 実話】5年程前の夏… 短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話】5年程前の夏… 短編

5年程前の夏…

その頃ほぼ毎日のように

Sさんの家に遊びに行くのが日課になっていた私は、

その日も仕事が終わってから自転車で、

IMG_2122.jpg


Sさん宅へ向かってました。

私の自宅の近所には運河に通じる大きな川があり
川沿いは土手になっていて、
土手からSさん宅に向かうと一番近道なので、
その日も土手沿いからSさん宅へ自転車を走らせていました。

夜の9時に仕事が終わり、
Sさん宅へ向かい始めたのは
10時近かったと思います。

Sさん宅に行くには、土手沿いを通り、
途中大きな橋を渡らないといけません。

いつもは青っぽい街灯がついていて
普段は整備もされていて奇麗なのに、
あの日は違いました。

夜なのに街灯は消されていて、
橋の袂にある公園からは木が風のせいで騒いでいるのか

『ザワザワザワザワ…』

少々耳障りに感じる程に聞こえ、
橋の入り口?には人が一人ポールのようなものの上に
体育座りをしているのがわかりました。

『ん?』

不振に思った私は自転車のスピードを緩めて、
前の人を確認しながら自転車を漕ぎ…

橋の入り口に差し掛かったところで、

『あれ?誰もいない??』

私の気のせいだったのか、
体育座りしていたはずの人影は
私の目の前で消えていました。

『あれ???気のせいか???』

と思った次の瞬間!

凄まじい耳鳴りと頭痛が
私の右側だけに激しく襲ってきて
思わず右側に体を向けたとき、
おそらく50人いたでしょうか…

小学生くらいの子供たちが体育座りをして、
私を直視していたのです。

明らかに生きた人間の目をしてない子供たちは、
私の目を見ながら一人…
また一人とこちらに向かって歩いてきて…

『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

自分の体を奮い立たせるように
力いっぱい叫び必死になって自転車を走らせました。

目の前の橋の中央部分に差し掛かかり、
私の目に入ってきたのは…

さっき橋の入り口にいた、
体育座りの人…

パニック状態に陥っている私は
まっすぐ橋を降りはじめました。

『体育座りの人……。まさか!』

橋で体育座りしていたひとは、
小さく

『あぁぁぁぁぁぁぁぁ』

と声を出し、
自分の髪の毛をむしる動作をし、
見間違えでなければ眼球はありませんでした。

私が覚えているのはここまでです。

そのまま気を失ってしまったらしく、
気がついたら私の友達Sさんがそばにいました。

なぜSさんがいたのか…

Sさんから聞いた話ですが、
私の携帯から着信があったそうで
不信に思って探しにきてくれたそうです。

私はまったく覚えていませんが、
確かに私の声で…

『つかまった』

とだけ言っていたとか……

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