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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】震災で会社からほうほうの体で帰宅したら、 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 ほんのりと怖い話】震災で会社からほうほうの体で帰宅したら、 短編

仙台市宮城野区在住。

震災で会社からほうほうの体で帰宅したら、

ヨメが不在。

『髪を切りに行く』

IMG_1320.jpg


というメールが昼にあったきり、
連絡取れず。

電気も止まり、
午後七時を過ぎてあたりは真っ暗。

ヨメが乗って行ったであろう車も無い。

いつも行ってる美容院は利府のジャスコで結構遠い。

その時点で、
自分のまわりでは何がどうなっているか見当もつかず、
最悪の予想だけがグルグル。

バイクで探しに行こうと思い(今考えてもオロカな行動)、
駐輪場に行くと見事に倒れている。

起こしてセル回すと幸運にも一発始動した!

道路が凍るかどうがギリな寒さだったけど、
利府方向へGO。

幹線道路は信号も止まって、激込み状態。

「これでは帰ってこれねーかな・・・」

すり抜けで進むもペース激遅ではかどらず。

運転しながら

「携帯電話ダメだし、どの道を帰ってくるかワカンネーし・・・」

と考えたが、
とりあえずいつも使ってるメジャー幹線を選んで、
ノロノロすり抜け。

利府街道(ジャスコへの幹線)へ出る頃には、
道路段差だらけだわ、電柱傾いてるわ、大形店舗の外壁バキバキだわ、阿鼻叫喚。

あとはまっすぐジャスコへ・・と思った矢先、
4→3気筒にかぶってエンジン吹けず。

様子見ようと、
すぐ近くのサンクスPにだましだまし乗り入れたら、
そこでエンスト(涙)。

セルは回るがエンジンかからず、
「歩くかぁ」と思ってメット脱いでた所に、
「○○(俺の名)!?」と大声出してヨメが近づいて来た。

「!?」

俺もビックルしたが、ヨメも驚いたらしい。

なんでも、帰りがけ渋滞中にトイレ借りようと、
ダメモトでコンビニに寄ってたとの事。

俺の予想に反して、
幹線の一本裏から帰宅を試みたけど、
そこも混んでて、とうとう尿意に負けたらしい。

結局、バイクは歩道を押し歩きでしんどかったけど、
夜中に無事帰宅。

その後の3日間を自宅で過ごしてから、
一時的な避難生活へ移行しました。

後日、よくよく考えると、
そのバイクは年末から一度も動かしてなかったし、

駐輪所でしばらく横に倒れてたにもかかわらず、
よくも一発で点火してくれたなぁと。

運良くヨメと合流できた時も都合が良い感じだし、
バイク様さまな感じがしてます。

オカルトではないけど、
何やら思わざるを得ない出来事でした。

今年はロクに乗れなかったけど、
もう下取りだせねーよ。

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