FC2ブログ

【怖い話 実話 本当にあった怖い話】俺は幽霊の女の子と遊んでた。 短編 - 超怖い話 実話

ピックアップ!

【怖い話 実話 本当にあった怖い話】俺は幽霊の女の子と遊んでた。 短編

俺、小さい頃の記憶ってほとんど残ってないんだけど、

ひとつだけものすごく鮮明に思い出せるのがある。

幼稚園の頃、

俺は幽霊の女の子と遊んでた。

IMG_1822.jpg


その子は確か名前はリツコ。

はじめて会ったのは、
当時住んでた団地の裏手に広がってた

芝生の空き地で一人で遊んでたときだった。

俺は彼女と出会い、
しばらく一緒に遊んだ後、
リツコは自分が幽霊であることを俺に明かした。

自分から正体を明かすなんて
今思うとかなり珍しい種の幽霊だったと思う。

リツコは至極真剣な顔だったから、
俺は彼女が嘘をついているようには見えなかった。

実際よく見たら足がない。

本物だと思った。

だけど怖くはなかった。

リツコと遊んでいると本当に楽しくて
いつも気がついたら夜だった。

時間を忘れるって
まさにこのことなんだと子どもながらにひしひしと感じていた。

別に自分はリツコに呪われているふうでもなかったし、
取り憑かれてるつかれてるふうでもなかったから、
単なるちょっと違った種の友達として、
毎日のように遊んでいた。

親や友達には秘密。

何故か秘密にすべきだと感じてたから。

たぶん幼稚園の年長の終わりごろだったと思う。

ある日俺がいつものように芝生の空き地に行って、
夜まで遊んで、じゃあ帰るね、と言ったところで、
いつもはじゃあね、と見送ってくれるリツコが俺を引き止めた。

怪訝な顔をする俺に、
リツコは確かにこう言った。

「○○くん(俺)は、しんじゃだめだよ」

その言葉が意味するところは
そのときの俺にはわからなかったから、
とりあえずうん、と答えておいて、
俺は芝生の空き地をあとにした。

それ以来、
もう俺はリツコと会っていない。

消えてしまったのだ。

跡形もなく。

そしてちょうどその頃俺は引っ越すことになって、
芝生の空き地から遠ざかった。

けど、今でも、
一時もリツコのことは忘れたことがない。

でね、俺いま鬱病なんだ。

いや、正しくは医者がそう判断しただけなんだけど。

だって鬱病にかかるような原因が
ちっとも思いつかないんだ。

別にいじめられてるわけでもないし、
家族はみんな仲いいし、
正直俺のんきだからストレスなんてあんまり感じないタイプだし。

でもね、何故かよくわからないんだけど、
何をしても楽しくないんだ。

あんなに好きだったパソコンもアニメも全然楽しくない。

すでに楽しいっていう感情さえ
忘れかけてるような気がするくらい。

もちろん何度か自殺は図ったよ。

でも、何故か毎回助かっちゃう。

絶対死ぬだろうっていうようなやつでも、
どうしても助かっちゃう。

楽しくないと思うたび、
自殺を図っても助かってしまうたび、
俺はリツコのことを思い出す。

異常なまでに楽しかった日々。

「○○くんは、しんじゃだめだよ」

そしてね、
俺が鬱病にかかったのって、
ちょうど、リツコと出会った頃なんだよね。

関連記事

スポンサードリンク

タグキーワード
コメント
非公開コメント

いい話かと思いきや。
リツコと出会ったころ鬱になったって、幼稚園年長の終わりで鬱発症とかおませさん(?)やな。
違うわ。別れたのが年長だから、出会ったころなら年長より幼いうちに発症か。
会ってる間が楽しすぎたから離れると気持ちのギャップがひどいとかなんだろーか。

2018-06-17 12:33 from -

トラックバック
Copyright © 超怖い話 実話 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます