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【怖い話 実話 恐怖体験談】私自身が体験した話をします。 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 恐怖体験談】私自身が体験した話をします。 短編

私自身が体験した話をします。

私の実家は、いわゆる「出る」家です。

但し、現在は出ません。

風呂場から足だけニョッキリ出ていたり、

IMG_2510.jpg


夜に勉強机に向かっていると、自分の後ろに
「やたら背の高い人」が立ってたり。

あと、私の姉が夜中に、
ザンバラ髪の女性の首だけ浮いているのをを
見たことがあるそうです。

以上のように話すと色々あるのですが、
その中で印象深かった体験を以下に書きます。

当時、私の両親は共働きで、
姉は習い事をしていました。

必然的に、私は両親と姉が帰宅するまで
(家族が帰宅するのは、大体夜21~22時頃)
1人留守番、ということになります。

そしていつの頃からか…

私が1人で留守番をしている夜に限って、
2階から足音が聞こえてくるようになりました。

問題の足音は、
特に何の予兆も無く突然始まります。

歩調はちょっとスローペースで歩くといった感じで、
あくまで一定の調子でした。

決して立ち止まったり、
早足になることは無かったのです。

そして暫く歩き回ると、
これまた突然足音は止むのです。

特に荒々しく歩く訳ではないし、
足音意外は特に何をする訳でもない。

しかしながら、
それが不気味でなりませんでした。

夜、家で1人っきりの時、
上の階から

『ギシ…ギシ…』

と聞こえてくるのです。

小学生の私には、
十分恐怖でした。

ところで、その足音は最初、
2階の特定の部屋だけを歩き回っている様でした。

ですが、時が経つにつれて足音は、
徐々に活動範囲を広げ始めたのです。

出没した当初は茶の間の上にある部屋限定でしたが、
そのうち同じく2階にある、
家族の寝室も歩き回るようになりました。

そして、ある日の夜。

案の定、足音が2階を歩き回り始めました。

当然私は怖かったのですが、

『歩くだけ歩いたら、
いつもの様に消えるだろう』

と考え、恐怖に耐えていました。

ですが、その日の足音は少々違っていました。

いつもの如く2階の部屋全てを歩き回ると…
なんと階段を降り始めたのです。

しかも、ゆっくりとしたペースではなく

「トントントン」

と、まるで人間が降りる時の様に、
テンポ良く降りて来る!

『下に降りて来る!』

私は真っ青になりました。

どうする、逃げるか?

けれど、
何処に逃げればいいんだ、
もし足音に捕まったら、
自分はどうなってしまうんだ…

そんな考えが、
頭の中をグルグルと駆け巡ります。

ところが、どうしたことか…

足音は途中まで降りておきながら、
いつもの如くそのまま消えてしまったのです。

ここに来て、
ようやく私は悟りました。

足音は決して何の目的も無く歩き回っていた訳じゃない、
1階へ通じる階段を探していたのだ、と。

そして、そんな私の考えを見透かしたように、
足音が階段を下りる音は、
日を追う毎に増えていったのです。

『このままでは、
いずれ1階に降りてきてしまう…
どうしよう…』

私は急いで思いつく限りの対策を講じることにしました。

ですが、所詮小学生の考える事です。

私が行った対策とは、

1.自分が居る茶の間から階段までのドア(2ヶ所)を全て閉じておく。
2.1階の電気は全て点灯し、茶の間のテレビを常に点けておく。
3.いつでも脱出可能なように、玄関の鍵を開けておく。

といった稚拙なものでした。

ですが、これが当時の私が出来る精一杯だったのです。

そして、とうとう私が
奴の姿を見ることになる日が来ました。

その日も相変わらず、
私はテレビの音を少々高めにして、
茶の間へ通じるドアは全て閉じて
1階の明かりを全て点けていました。

時間は多分、
夜の8時ぐらいだったと思います。

…いつもの様に、
2階を歩き回る音が始まりました。

しかし私は

『大丈夫、茶の間へ通じる2ヶ所のドアは閉じているし、
1階の明かりは全て点けている。
幽霊が扉を開けれられるもんか!』

と、自分を勇気付けていました。

ところが…。

足音は

「トントントン…」

と足取りも軽く、
階段を降り切ってしまったのです。

そして、明らかに茶の間へ一直線に歩いて来ている!

『そんなバカな、
1階の明かりは全て点けているのに…』

と驚いている私の耳に、
更に信じられない音が聞こえました。

「カチャ…キィ…」

私は慌てました。

足音はドアを開けてしまったのです。

この時点で私はすぐに逃げるべきだったのでしょう。

が、私は金縛りに掛かったかの様に
最後のドアを凝視していました。

「ギシ…ギシ…」

足音が廊下を歩いてきます。

そして、徐々にドアの曇りガラスに
黒い影が映り込んできました。

その影は、ゆっくりとドアノブに手を伸ばし…。

それを見た瞬間、
私は弾かれるように裸足で外へ飛び出していました。

結局、私は親と姉が帰ってくるまで、
ずっと外で泣きべそを掻いていました。

当然親にも話しましたが、
そんなバカな…と一蹴。

ですが、何か思い当たる節は有るようでした。

そして私自身、
後になって我が家で起きる現象の原因(と、思われるもの)を
知る事になるのです。

原因(と、思われるもの)は単純というか何と言うか…

実家に隣接している病院敷地にありました。

そこは病院そのものが建っている訳ではなくて
関連施設が建ってるだけですので、
全然意識してませんでした。

ただ、地元の人、
特に古くから住んでいる方々に言わせると

「夜中に人魂を見た」

とか

「影だけが歩き回っていた」

という噂があったようです。

知らなかったのは私だけ、みたいな。

それともう1つ。

これは原因かどうか知らないのですが、
例えば家の屋根裏に御札を貼る事ってあるんでしょうか?

実は、私の実家は別の方から買った中古住宅です。

で、かなり以前になるんですが、
私の父が屋根裏に入った際、
数ある柱のうち1本に御札が貼っているのを発見したそうです。

そして、ここから先は現場を見た姉貴の話
(その時、私は何かの用事で現場に居ませんでした)なんですが

「御札を剥がしたら、柱にヒビが入った」

御札の現物は父が処分してしまった上に、
父自身は既に亡くなっているのでどんな御札だったのか、
何故剥がしたのか不明なんですが、
その御札を剥がしてからは、
私も姉も幽霊を見る事が全くと言って良い程無くなりました。

通常、御札って魔除けとかそういう効力があって、
幽霊が出るから御札を貼る、とかですよね?

それが我が家に至っては逆だったみたいです。

ちなみに、前の方から家を買い取る際、
モメたとかは一切ありません。

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