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【怖い話 実話 恐怖体験談】六本木のキャバで働いていた時の話。 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 恐怖体験談】六本木のキャバで働いていた時の話。 短編

六本木のキャバで働いていた時の話。

従業員の女の子も黒服も割りと仲が良く

店もそれなりに忙しかった。

1年程その店に勤め、

IMG_1955.jpg


六本木の違う店に移った。

仲のよい友達が働いていたせいもあり、
辞めてからもたまに店に顔を出しに行っていたのだが
ある時、あまり喋った事のなかった黒服Aが私に

「僕昇進したんですよ」

と言い
新しい肩書きの入った名刺をくれた。

あんまり親しくない私に言う程嬉しいんだろうなと思い
それを受け取って家に帰った。

それから半月程たって、
いつもの様に化粧をしている時
マスカラを塗っていて
思いっきり眼球を突いてしまった。

普段ならこんなミスしないのに。

目が痛いなあと思いつつも店に出勤する為
地下鉄に乗ると、偶然前の店で一緒だった女の子にあった。

その子は

「知ってますか?A君ね、行方不明なんですよ」

と、言ってきた。

「なんで?」

と尋ねると

「週末にサーフィンに行って波にのまれて、
まだ見つかっていないって。
店の朝礼でA君の携帯には連絡しないようにって
言われちゃいました」

そんな話を聞いている間に六本木に着いたので別れた。

私は店に行ったが、
目の腫れがひどくなり

「お岩さんみたいな顔になってるよ。
今日は帰りなよ」

と言われ早退をした。

病院にも行ったが目の腫れは収まらず

それから1週間程店を休んだ。

やることもなくヒマだったので
ベッドの上にずっと居て枕元に置いていたパソコンで
ずっとネットを見ていたり、
気が向いたらAの事を知っている人に電話をして

「海で行方不明になったんだって」

と言う話をした。

それから半月程たっても目の調子は悪かった。

しかしあまり店を休むわけにもいかず
出勤するために地下鉄に乗ると
Aの事を教えてくれた女の子とまた電車で一緒になった。

「A君、あの話した1週間後に遺体で見つかったんですよ」

それを聞き、特に親しくはなかったが、
二十歳にもなっていない自分の身近にいた人間が
亡くなったんだという事実に
(老人や病気の人が亡くなるのとはまた違う感覚)
なんだかいたたまれない気持ちになった。

そんな気持ちを、
占い師をしている友達に電話ですると

「それちょっとまずいかも…人呼んでくるから家で待ってて」

と言われ電話を切られた。

すぐに折り返し電話がかかってきて

「粗塩と小豆を用意して家で待ってて。
お祓いする人つれていくから」

そう言うと電話をすぐに切られた。

塩は家にあったが、
小豆なんて一人暮らしの家にはないので買いに行こうとしたら、
部屋の中に落ちているはずのないガラスのかけらが落ちていて
それを踏んで、私は足の裏を怪我してしまった。

幸い深い傷ではなかったので軽く手当てして
小豆を買いに行き戻った頃、
また占い師の友達から電話があり

「その小豆と粗塩をフライパンで良く熱して、
それから冷ましておいて」

と言われた。

言われた通りにそれをつくり、冷めた頃に
友達が「お祓いをする人」を連れてきた。

その人は私を見るなり

「足、痛かったでしょ。邪魔してんだよね」

と言ったのだが、
私はついさっき足をけがした事は友達には言っていない…。

二人は部屋に入るなり左隅を見ながら何か話している。

そして、

「最近ずっとあそこに居なかった?」

と部屋の左隅を指差す。

確かに、そこにはベッドを置いており、
休みの間頭の位置にパソコンを置いて
私はずっとそこにいたのだ。

「若いおしゃべりな男の子が居る」

二人は左隅を指差し声をそろえて言う。

私は、知っている人が亡くなったとは言ったが
そのAがお喋りな若い男だなんて伝えていない。

さらに、持ち手が貝殻で装飾されたペーパーナイフを渡され
しばらくそれを枕元においておくように言われた。

「海で亡くなってるから、海の物嫌いなんだよ」

海で亡くなった事も、
私は言っていなかった…。

セージ?というお香のようなものを部屋に焚かれ
月の写真と木星?の写真を部屋の左隅に貼られた。

さっき作った小豆と粗塩を煎ったものを
玄関と部屋の四隅に置き、
さらに、小さな容器に入れて持ち歩くようにも言われた。

数日たったら燃やした後灰を水に流すか
近くの土のある場所に埋めるようにと言われた。

「目の腫れもあと3日くらいしたら治るよ」

そう言って友達とお祓いをする人は帰って行った。

あまりに現実離れ過ぎていて見ているだけで終わったが、
本当に3日もすると目の腫れは治っていた。
(病院に行ってもなおらなかったのに)

全部が終わって落ち着いた頃
占い師の友達に

「なんで私のところにA君はきちゃったんだろう」

と聞いてみると

「たまたま波長があって、
自分の事を考えてくれる人だったからだよ」

と言われた。

全部が偶然の一致とは思えない体験だった。

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