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【怖い話 実話 一番怖い話】気味の悪い物をみつけた 短編 - 超怖い話 実話

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【怖い話 実話 一番怖い話】気味の悪い物をみつけた 短編

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あれはなんだ?

弟の一声に顔をあげた

趣味は廃屋巡り

関東一円の廃屋に出向いては
形ある物が朽ちていく過程を見るのが楽しい

ちなみに幽霊とかその類は興味ない、
というよりあまり触れたくない

が、廃屋を探検していると
不可解な現象や怖い思いをする事もしばしあった

そして踏破数24件目の寂れた廃病院で
気味の悪い物をみつけた

弟の声で壁に掛かれた落書きを見ていた俺は振り向いた

ステンレスの台車がある以外は特に何もない

その異変に気付かない俺を煽るように弟は

「一番奥の天井」

とだけ言った

目を凝らすと
千羽鶴が吊り下がっているだけ

なにが変なのかわからない

もう一度聞き返すと
合点の行く返答が帰ってきた

「廃院してから3年も経つのに鶴の配色は新しすぎない?」

確かに千羽鶴の鮮やかさは不自然だ

確かめたい、
そう思い廊下の突き当たりまで行ってみる

丁度つきあたりまで数歩の所で
視界に異変が起きた

数ある病室の端部屋、
つまり千羽鶴の正面の部屋内に
人が立っていた気がする

背中に脂汗がにじむのを感じ
体が強ばった

隣にいる弟も気付いているようだ

顔を見合わせたその瞬間、
背後に気配を感じた

恐る恐る振り向くと
ブルーの入院用寝巻を来た髪の長い女性が立っている

っとココまでは覚えている

情けない話だが2人とも気絶したようだ

顔は白くて綺麗な感じで
あまり恐ろしい感じではなかったのに
なぜかその女、右手に臓器らしきもの握ってた

先に目の覚めた弟に揺さ振られて起きた俺は
夢を見ていたようだ

病に蝕まれる女性、その子供、旦那、親兄弟

みんなに応援されながら健闘するも
あえなく息を引き取っていくその過程の夢

偶然の夢ではない、きっと必然だ

またまた情けないけど
起きた俺の目尻には涙の後があったよ

あなたの寝床を邪魔してすみませんでしたと一礼して
足早に去りました

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