超怖い話 実話 短編
小学校の時に仲が良かった友人が体験した話。
夜の8時ごろに、学習机で学校から出された宿題をしていた。
机に向かって勉強をしていると、襖の開く音がした。
音のした方へ目をやると、勉強部屋と寝室を仕切っている襖がほんの少し開いている。
壁と襖の間にできた天井近くの隙間から
顔が覗いていた。 寝室には二段ベッドを使っていて、上の段は弟が使っていた。
きっと、隙間から覗く顔は弟のものだと思い 「おい !おどかすなよ!」と注意して宿題に戻った。
だけど、何かがおかしい・・・
もう一度、開いた襖の奥を見てみた。
隙間から覗く顔は、こっちを見て ニコニコ顔だった。
覗いている顔は、真っ直ぐに浮いていた。
” 弟じゃない・・・”
でも、怖くはなかったのだそうだ。
「 そんなのお化けじゃん! 何で怖くないの? 」
と、聞くと。
『 だって おじいちゃんだもん 』時々、出るみたいです。
あれから何十年も経ってますが、未だに出るんだそうです。
超怖い話 ランキング ★★★☆☆
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