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【超怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】車の中で目覚めた。 短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話 意味怖がわかると怖い話】車の中で目覚めた。 短編

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朝、車の中で目覚めた。



昨夜は重労働だったもんだから



ついつい車を路上に停めて寝こんでしまったのだった。



あくびしながら後部座席から身を起こすと、



両耳から聞こえてくるどよめきとざわめき。



眠い目をこすりつつ窓外を見るとそこには、



車を取り囲み俺を物珍しげに観察する人だかり。



なんだなんだ?車の中で寝ちゃいけないのか?



俺の寝るさまがそんなに珍しいのか?



怒鳴りつけてやろうと体勢を整えようとすると何やら、ビニールずれの音。



衣ずれ、ならぬ、ビニールずれの音。



見ると俺の体は青いビニールシートにすっぽり包み込まれている。



思い出した。



昨夜重労働で汗をかいたまま寝ようとしたところ



寝冷えそうだったので防寒しようとした。



しかしあいにくカーエアコンの調子は悪く、手近に毛布もなかった。



そこで重労働に用いた青いビニールシートに身を包んで眠りについたのだった。



見た目とは裏腹に意外なぐらい保温性があるものだから寝入ってしまった。



それこそ死んだように寝入ってしまった。



そんな、『ビニールシートに包まれて死んだように身動きしない俺』を見て



『死体』と勘違いしたあわて者が騒ぎだして人を呼び、人が人呼び、



結果、この人だかりができたのだろう。



身動きした俺を見てどうやら勘違いだったと悟ったらしく、



ほっと胸をなでおろして苦笑しつつ三々五々散ってゆく人だかり。



あぶなかった。



もう少し目覚めるのが遅ければ



きっと警察沙汰のてんやわんやの大騒ぎになっていただろう。





【解説】



















語り手は

「青いビニールシートを使った重労働」

を行っていた。



おそらく語り手が殺したと思われる死体を

青いビニールシートで包んで運び、

埋めるなりなんなり、死体を破棄したことが重労働だったのだろう。



その重労働に疲れてしまい、

死体を破棄したところから

そんなに離れていないところで寝てしまったと思われる。



そのため、警察を呼ばれ、追及されることは

語り手としては避けたいことである。



そのため、警察沙汰にならずに良かったと安堵している。

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