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【超怖い話 実話 洒落にならない怖い話】時計を見ると午前3時あたり。 短編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話 洒落にならない怖い話】時計を見ると午前3時あたり。 短編

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俺は幼稚園から小学校低学年のころまで、
所謂「子供会」に入っていた。

一応知らない人の為に説明しとくと、
その地域の子供を集めてBBQしたり
体育館借りて遊んだりする団体のことね。

引率は大人と近所の高校生とかがやってた。

で、その子供会で夏にちょっと遠出して、
どこかの山に一泊二日にキャンプに行くことになった。

俺はその当時小学校上がりたてで、
親元を離れてどこかに泊まるって行為が
すごく魅力的に見える年ごろだったし、
前日は興奮して眠れなかったのを覚えてる。

当日も精一杯はしゃいで、
くたくたになるまで遊んだよ。

で、夜になって子供は寝る時間が訪れる。

そのキャンプ場は山の中腹あたりに開かれた広場にあって、
中心に水場とかかまどがあり、
周りに点々と小さなログハウスがある感じ。

ログハウス一個の定員はせいぜい4人くらいだったかな。

引率の高校生のお兄さん、
俺より上の学年の小学生二人、俺、って感じの部屋割りだった。

もう体力を限界まで振り絞って遊んだ俺は、
当然の如く布団に入って爆睡。

今でも思う、
そのまま朝まで起きなかったら良かったのにと。

でも起きちゃったものはしょうがないんだよね。

夜中にふとトイレに行きたくなって目が覚めた。

時計を見ると午前3時あたり。

ログハウスにはトイレなんてついてなくて、
ちょっと離れた外の共同便所まで行かなくちゃいけない。

でも一人で行くのは怖いから、
高校生のお兄さんを起こそうとする。

起きない、全然起きない。

深夜の山の中なんて真っ暗だし、
一人でその中を歩くなんてとてもじゃないけど嫌だ。

でもお漏らしして
次の日バカにされたくないという変なプライドが勝ってしまい、
俺は一人でログハウスを出た。

そして月明かりとトイレの非常ライトを頼りに歩き、
無事漏らさずに用を足して
備え付けの流しで手を洗ってる時気がついた。

なんかいる。

上手く言えないけど、
目を瞑って眉間に指を近づけると指の接近を感じるアレ、
あの感覚に近いものを背中にひしひしと感じる。

ただ指とは違うのは、
もっと生々しくて嫌な感じがしたってこと。

それを感じた時は
ちょうど下を向いてポケットのハンカチを探してる時だったんだけど、
思わず前を向いてしまった。

そしたら流しについている鏡越しに、
自分の背後に見えた。

白い脚。

裸足。

腿から先はなぜか見えない。

そいつが自分の真後ろに立ってた。

足の向きからして、
上半身はこっちを見てる。

もう半狂乱になって
意味わかんないことを泣き叫びながらログハウスに帰った。

どう考えてもあれだけ白い足は
生きている人間のモノではない。

その日は布団をかぶって朝まで震えてた。

まあ、結局朝になっても何もなかった。

だから見間違いだったと思ったのさ、
その時は。

小学校3年くらいに上がって、
俺は一旦親父の仕事の都合で海外に引っ越した。

で、小6の時に日本に帰ってきて、
現在まで住んでる家に移った。

そしてやっと新しい環境に慣れてきた中一の時だったかな、
またそいつが現れた。

今度は山なんかじゃない、
自宅の近所の道路、
そこのカーブミラーの中。

部活帰りで疲れた体を引きずってる俺の後を、
しっかりとあの白い脚が一緒に歩いてきてる。

今度は上からの視点なのに、
やっぱり腿から先は見えなくて。

でも何より怖かったのは、

「こいつ山から下りて俺についてきやがった!!!」

ってところ。

部活で鍛えた俊足でダッシュで帰宅して
塩撒きまくった。

その後数ヶ月間のうちに、
自宅のドアのガラス越しに見ること一回、
洗面所の鏡越しに見ること一回。

流石に気持ち悪くって親に相談して、
知り合いの霊能者みたいな人から
アメジストみたいな石をもらったらぴたっと見なくなった。

あれはなんだったんだろうなぁと今でも思う。

山で亡くなった人の霊がついてきたんだろうか、
でもなんで脚だけだったんだろうか、
鏡とかガラスとかを通してしか見れないのはなんでだろうか、
海外にいたときは見なかったから霊でも海は渡れないのか、
そしてまだ自分の背後にいたりするんだろうか、とか。

でも一番怖いのは、
今久しぶりに例のアメジストっぽいのを出してみたら
知らないうちにひび割れてたってこと。

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