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【超怖い話 実話 本当にあった怖い話】目は白目で口は半開き。 長編 - 超怖い話 実話

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【超怖い話 実話 本当にあった怖い話】目は白目で口は半開き。 長編

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私の兄貴は幽霊は見えない(本人が言っていた)が、
よく連れて来るタイプらしい。

小学校に入って間もない頃、
やんちゃだった兄貴は
住んでいる田舎の色んな所を走り回り遊ぶ子供でした。
(山、川、海、位で何もないのどか過ぎる場所です。)

ある日、いつもの様に学校終わり
夕方まで遊びまくっていた兄貴が帰って来た事で
初の恐怖体験をしました。

その日帰って来た兄貴の顔色が土色と言うか、
赤色を抜いた肌の色と言うか、
何だか変な色をしていたのを覚えています。

でも、家族は顔色には触れません。

また服汚して!!って
いつもと変わらない事言うんです。

兄貴自身もいつもと変わらない。

兄貴に

『どうしたの?具合悪いの?』

と聞いても

「はぁ?」

と言われただけ。

親に聞いても普通だ。
って言われる始末。

毎日会ってる家族なのに気付かないのかな?
と疑問に思うだけでした。

その日の夜中、
兄貴に異変が起きました。

私はその時といれに行きたくなり、
目を覚ましました。

でも暗い中一人では恐いので
兄貴を起こしてついて行ってもらおうと
兄貴の布団を触ると兄貴がいません。
(2段ベッドで上が私、下で兄貴が寝ていました)

暗闇の中小さかった私は
恐怖のあまり兄貴の布団にもぐってトイレを我慢してました。
(パニックだったのか何でそうしたか自分でも解りません)

すると、どこから

…ーン……チー‥ン……チーン…

と何か金属製の物を叩く音が聞こえます。

近い様な遠い様な音で一定のリズムで鳴っていました。

少し顔を布団から出し音を聞くと、
それは真っ暗な居間の方から聞こえていました。

もしかしたら兄貴か?!と思い、
恐いながらも居間の方を覗きに行きました。

兄貴は、そこにいました。

でも、夕方の顔色よりもさらに黒くて、
目は白目で口は半開き。

パジャマ姿のまま茶碗と箸を持って背筋良くしながら
一歩歩いて茶碗を箸で叩き、
また一歩歩いて…を繰り返しているんです。

恐くて見てるしか出来ませんでした。

声を殺して、見つかったら殺される。
と思えて仕方ない位、奇妙だったのです。

親を呼ぶにも居間を通らなきゃいけない。

兄貴を呼び止めたら何して来るか解らない。

と考えていると
居間をグルグル周っていた兄貴がピタっと止まり、
玄関へと進路を変えた。

玄関で何かがぶつかる音がする。

多分兄貴が体当たりしているのか
ドン、ドン、って音がしていました。

すかさず玄関側を見つつ
親の寝室に行った私、

『兄貴がっ!!兄貴がおかしくなった!!!』

と号泣しながら親を起こしました。

只事じゃない私の行動に親は飛び起きて
直ぐさま玄関に連れて行きました。

玄関の鍵は開けられ扉は開きっぱなし。

兄貴は外に出てしまったのです。

でも、チーンと言う音は裏庭からしていたので
父は直ぐ裏庭に走りました。

私は母親に抱かれ
落ち着こうとしていました。

…私の記憶はここまでで、
次の日から幽霊らしき物を見る様になり、
見ては泣く子供になりました。
(兄貴の奇妙さがトラウマに)

最近ふとその話のその後を親が教えてくれました。

裏庭に父が行くと
小さな石を箸で摘んで茶碗に入れ…と言う事をしていた。

父が兄貴の名前を読んでも反応はなし。

ひたすら摘んでは入れている。

父は箸と茶碗を無理矢理奪うと
兄貴はその場に倒れこんだ。

そのまま家に連れて帰り、
後日、寺はないので兄貴と父で神社に行ったそうです。

神主さんが兄貴をみた瞬間に凄い睨みつけ、

『○○に行ったね?』

と聞かれた。
(○○とは昔墓場だったとこで
今はただの山の一部になっている。
が、誰も近付かない。)

兄貴は頷くと、
神主が教えてくれたらしい。

昔は墓場だったが、
土葬ばかりでしかも山の中だったから
動物が荒らしたりして
中々お参りに行けない等の理由から
墓場自体を移す事になった。

その時に動物が荒した骨を箸で摘み
茶碗にいれて集めていた。

集めた骨を持って
新しい墓場までの道のりに蝋燭を何本も置き
幽霊が道のりを間違えない様に
チーンチーンと歩く事に茶碗を鳴らし
骨の居場所を教えつつ
新しい墓場に持っていった。

まだ旧墓場に残っていた者が
自分の骨の場所を探すのにやったんじゃないかとの事。

御祓い(?)とその旧墓場に行って花を添えなさい。
と言われたのでやったら、
それから兄貴の顔色は元に戻り
夜中の奇妙な行動もなくなりました。

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