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[超怖い話 実話] 常に見られています短編 - 超怖い話 実話

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[超怖い話 実話] 常に見られています短編

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子供の頃にした占いで女難の相が有ると出た。

複数の占いで

その頃は幼かったので
女には当然の如く興味が無かった

なので占いの結果は
大して気にしていなかった

しかし恋愛等には無縁の私も
中学生に成った時に運命の出会いをする

私の通っていた中学には
ブス四天王と呼ばれる存在が居ました

四天王の筆頭であるKは皆から嫌われており
一種の虐めを受けていました

触るとK菌が付くとか言われたり、
腫れ物を触る様に扱われていました

しかし私は差別や虐めは好きではないので
彼女には普通に接していました

何時からか
授業中に視線を感じるように成りました。

常に見られています

最初は気のせいかと思いましたが、
偶然にしては無理が有りました

視線を感じる度に彼女が此方を見ていて、
何度も目が合います

流石にずっと見つめられていては気分が悪いので
私は抗議しました

Kは言いました。

別にあんたを見ているわけじゃないとか
あんたの向こうの景色を見ているだけだよ、
とか色々と言われました

常に見つめられている事が
私には凄く苦痛でした。

一種の暴力です

しかし強く抗議すれば
虐めとか何とか騒がれてしまうだけです

教師も友達も頼りにはならず、
私はただ耐え続けるだけの日々でした

気が付けば何時の間にか私は
Kと公認のカップルにされていました

常に熱視線を送られ付き纏われる日々。

拒絶する事もできず耐える日々

相手は女なので暴力は論外。

言葉による拒絶も全く聞く耳を持たれず
何か有れば直ぐに虐め認定されてしまうし、
教師は彼女の味方でした

何時も帰り道で待ち伏せをされたり追いかけられたり
気持ちの悪い電波ラブレターを机に入れられたり、
色々とされました

電話番号を教えてもいないのに
家に電話を掛けられた事も有ります

K「今から一緒にカラオケに行かない?
直ぐに家に行くから
S君(俺の友人)も一緒に来るけど、どうかな?」

第六感的な身の危険を感じた私は
誘いを断りました

数分後に何となく窓の外を見ると
Kが家の前に居ました

家の場所を教えた事は無いのに、
Kは私の家の場所を知っていました

Kは何時までも私の家の前に立ち続けていました・・・

後で解った事ですが、
Sが一緒にカラオケに行くという話は嘘でした

ある日、
Kに虐めの濡れ衣を着せられた俺は
先生に呼ばれる事に成る

有無を言わさず殴られ
一切の反論を許されず説教をされ
Kの家でKとその両親の前で
親と一緒に土下座をさせられました

結局、
卒業まで周りから白い目で見られつつ、
Kと公認のカップルでした

一度だけKに聞いた事が有る、
俺の何処が好きなんだ?と

Kは言いました

「優しいところ」

思い当たるところは有る

唯一、俺だけはKを虐めず
Kに普通に接していたからだろう

情けは人の為成らずという言葉を
痛切に実感した

これは私が実際に経験した
洒落にならないぐらい怖かった話

中途半端な優しさや同情では
誰も何も救われないという有り難い教訓

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コメント
非公開コメント

「情けは人のためならず」の典型的な誤解事例を有り難う。

2018-12-27 06:42 from -

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