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それがひどく - 超怖い話 実話

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それがひどく

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年寄りに聞いた話。

若かかりし頃、
木橋のたもとで昼寝をしていると、
頬に何かが落ちてきた。

指先で触ってみると土くれ。

払いのけてもまた落ちてくる。

誰かが悪戯しているのか、
と仰向けになり目を開けた。

覗き込んでいる顔が2つ。

異様に青白くふやけた肌。

口や鼻の穴、
本来なら目があったはずの空洞にまでみっしりと詰まった土が、
ポロポロと降ってくる…

悲鳴をあげ、後ろも見ずに逃げた。

村の長老にそのことを話すと、
しれっとした顔でこう答えた。

「あそこにはだいぶ埋まっとるからな。
あいつらまだ諦めていないとみえる…」

何を諦めていないのか、
それがひどく気になったそうだ。

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