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[超怖い話 実話]マンションのお隣さん - 超怖い話 実話

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[超怖い話 実話]マンションのお隣さん

超怖い話 実話 長編


私が一人暮らしを始めて一週間が経った頃でした。

その日は、友人の誕生日で遅くまで呑んでいました。

そのマンションは、駅から徒歩数分という立地条件が良く、一人暮らしでも安全で
遅くまで呑んでいても大丈夫、という気軽さもあり、いつもよりも ゆっくりとした帰宅でした。

そのマンションは、快速で3つめの駅だったので10分程で駅に着きました。

駅について、ロータリーを横切って、ゆっくりとマンションへ歩いていました。

もう少しお酒を飲みたい気分だったので、マンションの脇にあるコンビニで、 ビールやおつまみを買って、帰りました。

そのマンションはバブル時代に建てられていて、当時は分譲のみでしたが、入居者は賃貸でも住めるマンションでした。

豪華な総大理石の玄関に入ると、女性が子供を二人連れて、来客用の椅子に座っていました。

夜も遅かったので、そこの管理人は夕方には帰ってしまっていましたが、こんな夜中に子連れの女性・・・??と思いましたが、 そのままエレベーターに乗りました。

住んでいる階に着き、カギを開け、電気を点けて部屋の中へ・・・

コンビニで買ってきたビールとおつまみを取り出して、TVを見ながら一人でお酒を飲んでいました。

その時は既に、真夜中の2時を過ぎた頃でした。

 ” ピンポーン ”

玄関のチャイムが鳴りました。

こんな夜中に誰だろう!?

知り合いだったら電話してくるし、お隣のご主人が間違えたのかな?などと思い込んでいました。

少ししてまた・・・・ピンポ-ン・・・と鳴りました。

何度も鳴るので仕方なく、インターホンの受話器に出ました。 

『 はい・・・』

「・・・・・・」

 無言でした。

なんだ〜、お隣のご主人が部屋を間違えて押したんだな。と思っていました。

 ” ピンポーン ピンポーン ” 

今度はけたたましく2度、鳴りました。

覗き穴から見てみようかとも思いましたが、少し面倒だったし怖かったので、また受話器を取り、
今度はとても怪訝そうに「はい!」と答えました。

「 ・・・え・・・して・・・」

女性のか細い声が聞こえてきました。

「はい?」意味が分からなかったので、そう答えました。

嫌がらせ? なんなんだろ?と思ったので・・・

「 どちら様ですか? 」と聞いてみました。

すると・・・

「 ・・か・・・して・・・・・」としか聞こえませんでした。

女の人の声・・・さっきの下に居た人??

「すみません!よく聞こえないんですが?なんですか?」と言うと、

今度ははっきりとした声で・・・

『 旦那をかえしてよ!! 』と・・・・

 ? 

当時は恋人も居ませんでしたから・・・何の事だかわかりませんでした。

「 何かの間違いではないですか?ここは、違いますよ。」

するとその女性は・・

「早くココを開けなさい!居るんでしょ?そこに居るんでしょ?!」

と叫び、ドアを激しく叩き始めました。

こんなことを隣近所に噂されたら、迷惑だと思い仕方なくドアを開けました。

そこに立っていたのはさっき下で見た、子連れの女性でした。

勝手に部屋に上がり込み、全てのドアを開け、ベランダも押し入れも全てのドアを開け放しで、私の居るリビングに来ました。

これで、勘違いで気が済んで帰ってくれるものだと、思っていました。

その女性はリビングに座り、今度は泣きながら、「主人を返して・・・・」と訴えてきました。

私は何度も何度も

「間違いです。こちらへ入居したばかりですので、あなたのご主人なんて、知りません!」

と言い続けました。

最後には土下座までして「主人を返して」と言い出てきました。

私はとても怖くなりました。

勘違いとはいえ、他人の家に子連れで、しかも土足で入り込んで、
泣きながら大声で叫び、挙句の果てには土下座までして・・・

「そんなに大事なダンナなら、首に縄でも付けとけばいいでしょ?!」

思わず言ってしまいました。

「あなたはとても綺麗ね・・・それに若い・・・おしゃれだし、
私には無いものを全て持っている・・・
あなただったら、男の人なんていくらでも寄り付くでしょう?

私の主人なんか、取るに足らないでしょう?
だったら、さっさと返してくれても良いでしょう?」

「そう仰られても・・・本当に、無関係なんです!あなたには同情しますけど・・・」

また、その女性は泣き始めました。

子供達は、これだけ大騒ぎしていたにも関わらず、ぐっすり眠っていました。

早く帰ってくれないかな〜迷惑なのに・・・

そう思っていました。

そんな気持ちが顔に出ていたのか、女性はすくっと立ち上がって、ゆっくりと子供達を抱き上げ
ベランダの方へフラフラと歩き始めました。

何するんだろう??と見ていると、

ベランダへ出て子供を一人、下に投げ落としました。

その瞬間がスローモーションのように、私にはゆっくりと長い時間に思えました。

 ドッサ!!

私は慌ててベランダへ行き、下を覗き込みました。

小さな子供が頭から血を流して倒れていました。

「ちょっと!!!何をしているの?!早く!!救急車!!救急車!!」

叫びながら私は、側にあった電話の受話器を取りました。

女性を横目で見ながら・・・と、今度は物凄く大きな音がしました。

もう一人の子供を落とそうとしているではありませんか!

受話器を放り投げ、慌てて私はベランダへ走り寄りました。

遅かった・・・

子供は一足違いで投げ落とされてしまいました。

女性は笑いながら私の顔を覗き込み、手すりから身を乗り出して
「これで、あなたの罪は一生消えない」と言い残して、自らも飛び降りました。

私は部屋の中に居るのが怖くなって、人だかりができるであろう、
親子が飛び降りた場所へ、駆けつけました。

マンションの玄関から、ちょうど8階上が私の部屋のベランダです。

玄関を出て、そこにあるハズの親子の体を探しました。

・・・見つかりませんでした。

確かに目の前で、二人の子供を次々に投げ落とし、自分も飛び降りたのです!

マンションの周りをウロウロと探し回りましたが、見つかりませんでした。

何が何だか、訳が分からなくなって、私は部屋に戻りました。

腑に落ちなくて、まんじりともせずに朝を迎えました。

休日だったのですが、いつもならゆっくりお昼頃まで寝ているのですが、
昨夜のこともあり、9時になり管理人室のカーテンが開くのと同時に管理人を捕まえました。

勿論、私の部屋、の住人やこのマンションについて、詳しく聞くために・・・

昨夜のことを管理人に説明しましたが、管理人は何も教えてはくれませんでした。

不動産屋、管理会社、どちらにも電話しましたが、何も聞けませんでした。

ただ・・・お隣の奥さんが・・・
引越しのご挨拶に伺ったときに、

「あなた、お一人で住まわれるのですか?」

と薄ら笑いを浮かべていたことを思い出しましたが・・・


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2018.05.13|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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