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60になるその時まで命を預ける - 超怖い話 実話

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60になるその時まで命を預ける

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ある旅人が、
丹沢山中で夜をむかえた時、
夜露をしのぐ為に、
仕方なく道端の『サエノ神』(確かそんな名前)の祠で
夜を明かそうとした。

夜も更けた頃、
どこからともなく二人の声が聞こえてきた。

「お~い、サエノ神。
そろそろ行こうや」

「いや~今日はダメだ。
お客人が来てるんでな。
今日のところはみんなで行ってくれや~」

そんな会話を、
旅人はウトウトしながら聞いていた。

しばらくするとまた声がする。

「サエノ神よ~今帰ったぞ~」

「どうだったんだ??」

「あ~男だったよ。
だが、アレは15までの運命だ。
最期は川で果てる事になるな~」

そんな会話を聞いた旅人は、
翌朝、近くの村を周ってみた。

すると不思議なことに、
昨夜生まれた男の子がいるという。

そこで、両親に昨日の出来事を話し、
子供の為にサエノ神を大事にするようにすすめた。

やがてその子は釣り好きになり、
毎日のように山に釣りに入っていった。

そしてその子が15歳になったある日、
釣り竿を壊して家に帰ってくると、
不思議な話をしだした。

「今日、おかしな事があった。
川で弁当を食べていたら、
上流の方から一人の男の子がやってきて、

『お前は、本当なら今日で命が終わる運命だ。
だが親が信心深いので、
60になるその時まで命を預ける』

って言われた」

そう不思議そうに話したという事だ。

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2019.06.05|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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