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俺との思い出話をし始めた。 - 超怖い話 実話

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俺との思い出話をし始めた。

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夜中に物音で目覚めると、
窓がカタカタ揺れていた。

無視していたが、
音はいっこうに止まないので、
カーテンを開けてみた。

驚いたことに窓の外に女性が1人立っていた。

網戸に手をかけてカタカタ揺らしていた。

女性が誰かはすぐわかった。

十数年前付き合っていた
俺の高校時代の彼女だった。

彼女とは付き合い始めて二ヶ月もしないうちに、
周りの冷やかしに気まずくなり、
フラれたという嫌な思い出があった。

なぜうちにいるのか、
不自然過ぎる光景に俺は驚いたが、
彼女は何事もなかったかのように、
俺との思い出話をし始めた。

彼女のバイトが終わるまで、
公園やコンビニで時間をつぶしていた俺、
彼女の家に遊びにいったら父親に叩き出されたこと、
夜カラオケにいったら先生たちがいたので、
こっそり帰ったこと、

とりとめもないつまらない思い出話だが、
久々に一つ一つを思いだし、
懐かしさのあまりか、
気がつけば俺は話に夢中になっていた。

しかし、
どうしても気になっていたこと、

何故ここにいるのか
俺は尋ねてしまった。

彼女はしばらく黙り、
もう終わりだからだよ、、
と寂しそうに呟き、
そのまま背を向けて去っていった。

俺はぼうっとしてしまい、
少し遅れて追いかけたが、
彼女の姿は見つからなかった。

なんとなく嫌な予感がしたが、
それは当たっていた。

翌日、彼女と仲のよい地元の友人に尋ねると、
彼女は昨日の夕方、
彼女以外無人の職場で急に倒れ、
発見が遅かったのがまずかったのか、
そのまま意識を取り戻すことなく
早朝に亡くなったという。

俺の見たことと全く矛盾しているが、
本当のことだった。

君とひどい別れかたをしたこと、
○○はずっと後悔していたよ
中学からずっと好きだったんだって

付き合えたときは、
ほんとに幸せだったけど、
君を気に入っていた先輩から、
あまりよくない仕打ちを受けて、
それが発展して、
ちょっとしたいじめみたいになりかけてたんだよ

どうして助けてあげられなかったんだろう

口止めされてたとはいえ、
君にちゃんと話せばよかったね

きっとその事を謝りに来たんだよ

なんてことをその友達から聞かされた。

若かったとはいえ、
自分のふがいなさを悔いて俺は泣いた。

しかし、それから今に至るまで、
不思議なことが起こるようになった。

俺が女と遊んでいると、
ふっと視界の端に一瞬うつむいた女が見える。

ホテルの鏡を見たとき背後に女が映り、
次の瞬間消えている。

車のバックミラー、エレベーターの隅、
買い物中にショップの鏡、ラーメン屋に並ぶ列、
極めつけはビアガーデンのテーブルクロスの中。

いつも一瞬視界に入るだけだが、
彼女らしき女が俺の周りに現れるようになった。

今でも変わらない。

条件はいつも同じ。

俺が女と行動しているとき。

いったい何のつもりなのか。

未練なのか怨みなのか。

近くお祓いを受けることを検討している。

駄文ですまない。

でも本当にもう怖いんだ。

根拠はないが、
このままだといつか取り返しのつかないことになる気がしてきたんだ。

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2019.06.25|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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