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年一度の実験動物慰霊祭が行われることとなっていた - 超怖い話 実話

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年一度の実験動物慰霊祭が行われることとなっていた

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医大の動物実験棟で研究をしている

夜0時も少し回ったころ、
教授に命じられた仕事をしに研究室に戻った

誰もいない部屋で独りパソコンに向かっていると、
突然休憩室のテレビからバラエティー番組の音声が聞こえた

と思ったら音はすぐに切り替わり、
犬や猿など沢山の動物の鳴き声になった

何事かと休憩室に向かうが、
みるみるうちに音量が上がり、
鳴き声はえらい騒音になっていた

休憩室のドアに近づいたその時、
音はパッと止んだ

休憩室の中を覗いてみると、
テレビの電源は切れており、
他に音源となりそうなものはなかった

何がなんだかわからず、
呆然としているとふと思い出した

その次の朝は
年一度の実験動物慰霊祭が行われることとなっていた

いろいろと察し、
仕事はもう切り上げて、
慰霊碑の方向に向かって
ゆっくり合掌してその日は宿直室で寝た

なんというか、
こんな仕事をしている俺が言うのもなんだが、
薬はもう人間にとって切っても切れない存在になっている

しかし、いつも気軽に使っている薬は、
すべからく小さな命の犠牲のもとに開発されたものなんだよな

どうかその有り難みを忘れずに薬を使ってほしい

そんなことを強く再考させられた出来事だった

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2019.06.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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