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そうしているうちに、自分の降りる駅に着いた。 - 超怖い話 実話

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そうしているうちに、自分の降りる駅に着いた。

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仕事が終わって終電にぎりぎり間に合った。



乗った最前列の車両には他には誰もいない。



空いた座席に腰掛ける。



いつもならそこで疲労から眠気が来るものだが、
今日はあまり眠くない。



それにあまり疲れを感じない。



ふと、見知らぬ男性から声をかけられた。



「あのう、この電車は御前駅に止まりますか?」



ええ、止まりますよ、と答えると



「ありがとうございます」



と言って立ち去った。



しばらくすると、また別の男性が



「この電車は新田駅にまでいきます?」



行きますよ、と答えると



「ありがとう」



と言って前の車両へと消えた。



またしばらくすると今度は女性が



「この電車田世駅に止まりますよね?」



ええ、と答えると



「どうも」



と言って消えた。



そうしているうちに、自分の降りる駅に着いた。



そこで大事なことを思い出してつぶやいた



「そういえばそうだった」





【解説】



















駅名を繋げると

『御前新田田世』



つまり、

「お前死んでんだよ」

となる。





新田駅は存在するが、

御前駅、田世駅は存在しない。



地御前駅なら存在するのだが…



なのでこの電車自体普通の電車ではなく、

死んだ人が乗る電車ということだろう。



死んでいることを気づかせるのに

わざわざ三分割という手間をかけているが、

これはこの電車なりの気遣いだろうか?



自分自身で死んだことに気づくための…



実際語り手は最後に気づいたようだ。



果たして語り手が降りた駅で

何が待ち受けているのだろうか?

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2019.07.29|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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