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夜にいきなり女寄越して頭撫でさせるなよ・・・ - 超怖い話 実話

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夜にいきなり女寄越して頭撫でさせるなよ・・・

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俺には「絶対に夢じゃない」と言える
金縛りの経験がある。

今までの人生の中で、
金縛りの経験はその1度のみだった。

俺が高校2年生の時、
夜10時頃、
いつも通りベッドで寝はじめた。

すると眠りに落ちる間もなく耳鳴りがして、
足から順番に腰、胴、頭と、
痺れが上ってきた。

「まさかこれが噂に聞く金縛りか・・・?」

ふとそう思った。

金縛りについては多少知識があった。

1.思い切り起き上がれば抜け出すことができる。
2.脳が半覚醒状態の時に現れる幻のようなもの。

そこで俺は、
思い切り状態を起こし、
座っている状態まで体を持って行った。

内心、

「ふっ、他愛も無い。
これが金縛りかwww浅はかなりwww」

と、安堵からか意味不明な事を考えていた。

しかし、次の瞬間異変は起きた。

上半身が徐々に後ろへ引っ張られ始めた。

それは、引っ張られる、というよりも、
枕の辺りから強烈な重力が働いているような感じで、
俺は再び寝ている状態へと戻された。

しかし、ここで屈してはならぬと
また思い切り上体を起こしてみた。

またもや重力。

強烈に枕元へと吸い寄せられる上半身。

1分程、
腹筋を鍛えるトレーニングのように、
上半身斜め45度程度の状態で格闘した末、
俺は終に体力を失い、
もとの寝ている姿勢へ戻されてしまった。

「あー、引き込まれたか。
だとしたら噂通り、何かでるのかな・・・
嫌だなあ・・・」

俺はそんな事を考えて、
開け放たれていた部屋の入り口を見ていた。

しかし、
一向に何かが現れる気配はなく、
ただ全身が痺れ、
動かない状態が5分程続いた。

5分の後、
遂に異変は起きた。

頭の上から、

「ふっ・・・ふー・・・んー・・・」

という女性の苦しそう(?)な吐息が聞こえ出す。

俺はというと、
ただ恐怖から目を閉じるしかなかった。

全身に汗が噴出し、
いよいよ精神の限界といったところで、
こんどは女性から物理的干渉を受けた。

「バサバサバサバサバサ・・・・・バサバサバサ・・・」

なんとその女性と思われる輩は、
俺の頭を猛烈に撫で始めた。

ひとしきり撫で、満足したのか、
数秒後金縛りが解け、俺は起き上がった。

暫くは恐怖で動けずに居たが、
ふと尿意を感じトイレで用を済ませた。

その次の日からはいつもと変わらない日々が続いた。

そして、この金縛りには、
恐らく原因と思われる俺の行動があった。

その行動とは、
学校帰りに家の目の前の寺にお賽銭を入れ、
お参りしていた事。

普段は滅多に立寄らないのだが、
その日は何故か、本当になんとなく、
寺に立寄りお参りをした。

話は変わり、最近の話。

俺の婆ちゃんは家の近くに住んでおり、
よく、俺の家の目の前の寺からお札をもらってきて、
俺の家の至る所にお札を置いていっていた。

年に1度程度の周期で取り替えるのだが、
先日御婆ちゃんの家に行った際、
そのお札の事を聞いてみると、
過去の逸話を教えてくれた。

昔、知り合いの人が、
突然足を悪くして歩けなくなり、入院した。

医者からももう歩けない等と言われるほどのことで、
それでも原因は不明だったそうだ。

そこで、その知り合いの人を、
丁度俺の家の目の前にある寺へ連れて行き、
お参りしてお願いさせたらしい。

するといつの日かは判らないが、
夜、病院で目を覚まして周りを見回すと、
枕元に龍が居り、次に目覚めたとき、
知り合いの足は医者が驚くほどに快復へ向かっていたという。

聞けばその龍は、
俺の家の前の寺の本堂にある絵の龍にそっくりだったらしい。

そんなこんなで、
なんとなく俺は金縛りに通ずる話なのでは、と考えた。

その寺は、御婆ちゃんの話が本当であれば、
恐らく本当の意味で、力のある寺なのだろう。

俺がお参りしたことで、
何を思ったか家の中に使いを寄越したのだと思う。

当時の俺は、お札が貼られてる家だから、
そうそう悪霊は入れんだろうと高を括っていたのだが、
お札を作った寺の使いの者だったら例外かもしれない。

しかしいくら嬉しかったからって
夜にいきなり女寄越して頭撫でさせるなよ・・・

思えばあれは、
苦しさからくる吐息というより、
女性が動物を愛でている時に出ていそうな吐息だった。

当時金縛りにあったときはチビりそうになった。

これは遡る事6年程前、
本当に俺が体験した事です。

これ以降、
1度も金縛りには遭っていません。

特異なのは、
別に環境変わってないのに遭った所、
床についてすぐ起きた所。

別段ストレスとか生活に不満がなかった所、
勢いよく起き上がっても抜け出せなかった所です。

今でもあれは本物だと思っています。

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2019.07.02|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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