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母親は何故、病室にいたのか? - 超怖い話 実話

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母親は何故、病室にいたのか?

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俺は23歳の時に1度だけ入院をした事がある。

詳しい病名は書かないが、
医者に詳しく検査をする必要があると言われて
期限を設けない入院となった。

1週間後、毎日来ていた母親が
明日は来れないからと言ってお守りをくれた。

俺は体調の悪さもあり、
縁起悪いからいらねえよ!と怒って投げ返した。

次の日、寝苦しくて目が覚めた。

寝汗が凄い。

一応、体温を測ろうと体温計は、と横を見たら、
そこに婆さんがいた…

子供の頃に脳梗塞で亡くなった婆さん。

婆さんは、
目を閉じて口にタクアンを咥えて、
何故か俺の手を握っている。

怖過ぎて声が出ない。

何故?婆さん死んだはず…

その時、誰かの大声がした。

母親だった。

俺の肩を揺すっていて、
看護婦がそれを止めようとしていた。

母親と看護婦の顔を見ながら、
俺は急に婆さんが亡くなった時を思い出した。

タクアンを口から必死に取りながら、
お婆ちゃんと叫ぶしかなかった俺。

泣きながら母親に電話する俺。

救急車を呼び、
自室に逃げて震えてた俺。

今まで忘れていた。

何故、忘れていたんだろう。

そう思うと涙が出てきた。

母親が言った。

お婆ちゃんはね、
アンタに来るな、って言いに来たのよ。

母親は何故、病室にいたのか?

お守りは何だったのか?

今でも疑問は沢山ある。

1番知りたいのは、
婆さんは…本当に俺を助ける為に現れたのだろうか?

聞く度に、
何言ってるのよ!アンタのお婆ちゃんじゃない!
と怒っていた

母親も4年前に亡くなった。

俺に向けたものなのか、

母親の最後の言葉は、

忘れるんじゃないよ。

だった。

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2019.07.30|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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