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一面に霜が降りて真っ白な中、 - 超怖い話 実話

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一面に霜が降りて真っ白な中、

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友人から聞いた話

幼かった頃、
冬になると、
祖母が時々こんな事を言った。

「ああ、“ほっほさん”が来たよ」

そして次の朝、
夜明けの光がまだ差して来ないうちに、
祖母に起こされる。

眠い目をこすりながら庭へ出ると、
一面に霜が降りて真っ白な中、
池に架かった橋の上に、
小さな小判形の跡が五つ六つ付いている。

祖母が言った翌朝には必ずあるが、
何にも言わない日には何もない。

やがて祖母が亡くなり、
“ほっほさん”の事も忘れてしまっていたのだが、
ある晩、受験勉強をしていると、
不思議な声が側を通り過ぎて行った。

…ほっ、ほっ、ほっ、ほっ、ほっ…

まるで、
石から石へ飛び移っている少年のような声。

思いついて、
目覚しをうんと早い時間に合わせ、
すぐ寝床に入った。

翌朝、薄暗がりの中、
庭の池を見に行くと、
橋の上には例の跡が残っている。

母親にはとんとわからない事らしい。

「今度は、私が“ほっほサン”を孫に伝える事になるのかしらね」

友人はそう言って首を傾げていた。

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2019.09.05|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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