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昭和30年代も終わりの頃、 - 超怖い話 実話

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昭和30年代も終わりの頃、

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昭和30年代も終わりの頃、
祖母はわらび採りに山へ入った。

そのうち雨が降ってきたので、
山道を足早に戻ろうとしたら、
前方から女がやって来る。

その人はスカートに手提げのバッグと
街中を歩くようないでたちで、
それだけで充分変なのだが、
傘は持っていないようだった。

すれちがいざまに祖母は女に軽く会釈したが、
彼女はシカト。

そして祖母は、
女が実は傘をさしていることに気づいた。

遠目ではそれに気づけなかったのは、
実は傘がまったくの無色透明だったからだ。

当時は傘自体が貴重だったが、
あるとしても真っ黒なコウモリ傘、
あるいは和傘が主流で、
透明の傘なんてありえない時代だったそうだ。

「今、100円ショップとかで売っている
あのビニール傘にそっくりだった」

と祖母はいう。

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2019.10.09|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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