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小さな頃、留守番をしていた。 - 超怖い話 実話

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小さな頃、留守番をしていた。

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小さな頃、留守番をしていた。

本当にちょっとだけの、
五分くらいの留守番。

テレビを見ていると、
棚に飾ってあった花嫁人形が動いた気がした。

じっと観察してみると、
赤い唇の隙間になにか描きこまれている。

よく見ると、白い歯だった。

うわあ、人形なのに歯がある。

そう思ったら、
とたんに痛みを感じた。

手首にじんわりとなにかの跡。

ペットなど飼っていないし、
なにより家には自分以外誰もいない。

痛い!

腕に、血がにじんだ。

横幅一センチくらいの楕円形。

花嫁人形を見た。

唇が赤い。歯が赤い。

痛い!


気付いたら、
見覚えのある場所にいた。

車で一時間ほどかかる、
当時誰も住んでいなかった
死んだ祖父(母方)の家の物置だった。

腕にはたくさんの
横幅一センチくらいの楕円形の跡があった。

怖くなって
近所の知り合いのおばちゃんの家に駆け込むと、
おばちゃんは電話をしていた。

「あれっ、○○ちゃん、ここにいるよ!」

どうやら電話は母からのものだったらしい。

帰宅すると子どもが家に居ず、
かと言って鍵も開いていなかったため、
行方不明だ!と大騒ぎになっていた。

あれから二十年。

結局たくさんあった跡は消えたが、
唯一、血がにじんだ箇所は赤い斑点になって残っている。

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2019.10.22|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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