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「この中の配水管を登ると、天井裏にいける。 - 超怖い話 実話

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「この中の配水管を登ると、天井裏にいける。

IMG_1808.jpg

「この中の配水管を登ると、天井裏にいける。
そこには男の子の死体がいる」

小学校の時、
そんな怪談話がありました。

壁の中には、
配水管を通すための空間があります。

配水管を整備するための、
その空間への小さな入り口が
学校の一階と二階の廊下にありました。

小さな入り口は、
本当は鍵で閉められているべきなのですが、
なぜか二階のそれが開いていた時期がありました。

しかし・・・妙な気がします。

「死体がある」のではなく「死体がいる」

まぁ小学生の言葉なんてこんなものです。

僕たちはこの話の真偽が気になって
しかたがありませんでした。

放課後、
僕たちは確かめてみることにしました。

メンバーは、
リーダー格のA、
泣き虫少年B、
ヤンチャボウズC、
そして僕の4人です。

A「ジャンケンで誰が行くか決めようぜ」

C「僕は嫌だ。行きたくない。
服が汚れたら嫌だから」

B「僕も嫌だ」

A「なに言ってるんだよ!B!
お前行けよ」

B「嫌だよ。」

ここでAとBは喧嘩になりました。

そしてAはBに無理やり登らせようとしましたが、
Bが泣き出してしまい、
結局Aが登ることになりました。

Aは入り口を開くと、
のぼり棒の要領で登って行きました。

僕らはそれを入り口から覗き込むようにして、
ただ眺めていました。

Aが上に行くにつれて、
だんだんと姿が見えなくなっていきます。

そしてAの姿が見えなくなった頃に
Aは天井裏に着きました。

このとき、
まだBは顔を膝に埋めて泣いています。

僕「上はどうなってるー?」

A「あんまり見えないー。
けっこうひろいみたーい」

A「うおっ」

ガッコーン

C「どうしたー?」

A「こけたー」

どうやら配管につまずいたようです。

A「ぎゃーーー!」

僕C「どうしたーーーー?」

A「なんかある!」

Aはすぐに上から配管をつたい、
下へと戻りはじめました。

しかし途中で手を滑らせたようです。

Aは1階まで落ちました。

ゴォンというすごい音が響きました。

僕「Aーーー大丈夫かーー」

A「いてーーーー」

じんわりと、
Aが頭から血を流しているのが見えました。

僕「おいB、C、泣いてないで先生呼んで来い!」

Bは顔を腕にうずめたままです。

C「なにやってんだよ!」

Cは無理やりBの腕を掴みあげました。

Bは笑っていました。

悪意がこもった顔でニタニタと・・・。

B「嫌だ」

Bは3階へと走っていきました。

僕はBを追いかけようとするCを引き止めて、
二人で職員室に行きました。

先生に事情を説明して、
一階の入り口を開けてもらい、
Aを助けだしました。

Aは頭を怪我していたので、
すぐに病院に連れていかれました。

残った僕とCは先生に殴られて、
こっぴどい説教をうけました。

次の日、
Aは学校に頭と足に包帯をつけて登校してきました。

奇跡的に足の打撲と頭を四針縫っただけで済んだようです。

僕とCはAに詰め寄りました。

僕「昨日何を見たの?」

A「見たって言うか触ったんだ。
でかい布の人形があった」

僕「それって死体?」

A「いや、やっぱりあれは人形だね。
もふっとしたから」

C「そういえばB来てる?」

A「まだ来てないな」

結局その日はBは登校して来ませんでした。

僕たちは放課後、
先生に聞きました。

僕「先生、今日Bはどうしたんですか?」

先生「Bなら昨日から風邪だよ?
お前たち、Bがどうしたんだ?」

僕たちは青ざめました。

僕たち「昨日、本当にBは来てませんでしたか?」

先生「来てないよ。
ほら、出席簿に書いてあるだろ」

出席簿を見ると、
Bは確かに休みです。

僕たちは教室に戻りました。

A「なんであの時、Bはいたんだよ。」

そういえば、
僕たちはその時期、
クラスでBを苛めていました。

なのに、なぜにBは進んで胆試し参加したのか。
そして僕たちはなぜすんなりとBを受け入れ
疑問を持たなかったのか。

C「Bは最後、三階に行ったよな。
三階は屋上だぜ?
それに行き止まりだし」

当時、屋上は危険なので
屋上のドアは鍵が閉められていました。

A「俺が登っていった所は、ほぼ三階だよな」

結局その日、
僕たちは何が居たのか結論は出せませんでした。

でも絶対Bのような何かはいたはずです。

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2019.10.23|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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