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子どものころの話です。 - 超怖い話 実話

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子どものころの話です。

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子どものころの話です。

うちの近所に、
吝嗇で有名な一人暮らしのお婆さんがいました。

大きな家に一人で住み、
かなりの財産を持っているのに、
お金を惜しんで、毎日八百屋を回ってはクズ野菜を拾い、
電気代もケチって一番安い蝋燭を買って、
灯りにしているという噂でした。

吝嗇な人は、お金を貯めているうちに
貯めること自体が目的になるようで、
この人は、外見は浮浪者同然、家も廃屋のようにボロボロ、
なんのためにお金を貯めているんだろうと言われてました。

そういう人ですから、
町内会費も払ってくれません。

町内でも困りものでした。

ある夜、火事のサイレンで、
町の人は家を飛び出しました。

炎があがっているのは、
あのおばあさんの家です。

木造の家屋で火の回りが早く、
消防車がきたときには、
二階にまで火が回ってました。

近所の者がおばあさんを探したのですが、
外にはおりません。

「おばあさんが中にいる」

という知らせで、
消防隊員が何度か家の中に入りました。

しかし、結局みつからないまま家は全焼し、
現場検証がはじまってから、
ようやくおばあさんの遺体はでてきました。

なんと、焼け落ちた家の
戸口のすぐ下に倒れていたのです。

消防隊員らは、
探していたおばあさんが足元にいるとも気づかず、
遺体を踏みながら消火活動を行っていたのでした。

放水していたとき

「痛い・・・・痛い・・・・」

という小さな声が聞こえていたそうですが、
だれも自分の足元から聞こえてくるとは思わなかったそうです。

出火の原因は、蝋燭だったと聞きました。

しばらくして、家の焼け跡を、
夜に小さい黒い影がはいずるように動いてるという噂がたちましたが、
焼け跡が整地されてしまうと、その幽霊話も消えました。

おばあさんの財産は、
おばあさんが嫌っていた親戚が
みーんな持っていってしまいました。

金は貯めるだけではなんもならない、
という貴重な教訓の実例として、
地元では今でも語り継がれております・・・・。


おばあさんの財産は、
不動産類だけでもかなりのものだったのですが、
本人が銀行を信用してなかったため、
現金や貴金属類は家のどこかに隠してあるという噂でした。

家が焼けたあと、
焼け跡を掘ってお金を探した人が結構いたようです・・・・。

焼け跡で目撃されたのは幽霊ではなくて、
その人たちかもしれません。

わたしなら、あんな執着心の強い人の死んだ場所で、
お金探しなんてとてもする気にはなれませんが。

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2019.12.20|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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