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残業でちょっと遅くなった金曜日の夜、 - 超怖い話 実話

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残業でちょっと遅くなった金曜日の夜、

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残業でちょっと遅くなった金曜日の夜、
帰りの電車内で起こった話。

その電車、ボックスシートじゃなくてロングシートだったんだけど、
夜だから反対側の窓に自分の顔が映るのよ。

で、もちろん自分の顔だけじゃなくて車内の様子も映る。

そのまま見てると、
窓に映った車内を女の人が歩いてくる。

真っ白い服に真っ白い帽子。

髪は腰くらいまであって、結構美人。

けど、車内にそんな人はいない。

いたら目の前を通るからだろうから、
普通は気付く。

窓に映った女の人は、
ドアのところまで来て姿が見えなくなった。

と言うのも、
ドアの前にはスーツ姿の若い男が立っていて、
その背中で窓が隠れていたから。

突然、男が

「おぶっ?!」

とか、変な声を出してドアに貼り付いた。

別に電車がカーブを曲がったとかでなく、
彼だけが急に扉に押し付けられた感じ。

しかも、
なんかモゴモゴもがいているので、
心配になって助けに行く。

見ると、ネクタイがドアの間に挟まれ、
根元くらいまで車外に引っ張り出されていた。

助けた男は何べんも

「すみません、ありがとうございます」

と言って、
くちゃくちゃになったネクタイを一所懸命撫でつけながら、

「乗った時に挟まれたのかなあ……」

と首を傾げていた。

窓にはもう、あの白い女は映ってなかった。

それ以来、俺は電車に乗るときはドアの前は避けるようにしている。

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2019.12.06|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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