[超怖い話 実話]天井にあったしみ - 超怖い話 実話

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[超怖い話 実話]天井にあったしみ

超怖い話 実話 短編

学生の頃、世田谷の木造ボロアパートに友人が一人暮らししていた。

近くで飲んでるうちに終電が過ぎてしまい、アパートに泊まる事になった。

かなり皆で飲んでいたので、雑魚寝みたいにして深夜3時くらい横になった。

 「これって人の顔に見えない?」

隣で寝ていた友達が話し掛けてきた。

天井を指差していた・・・

 「シミだよ。多分上の階の人が水漏れかなんかじゃないの。」

天井がシミのように汚れているのは、越してきた当初から住んでいる友達も知っていた。


IMG_1325.jpg

「えー!?そうかな〜」

友達は立ち上がって天井を見ていた。

 「寝てると見えるとか?」

誰か一人が、蛍光灯の紐を引っ張って照明をつけた。

 「あれ?、見えなくなった・・・」

 「やっぱり、シミだよ・・」

友達の一人が、そのシミの様な型をしたものを指差しながら・・・

 「これが口で、これが目。鼻はここ。何か違うな〜?」

寝ている状態なら、人の顔に見えると言う。

しつこく言うので、皆で同じ状態で天井を眺めた。

確かに人の顔に見えた。

初めて気が付いた。と・・・

 「ここに寝ると北枕だよね?」

友人がそう言った瞬間、突然部屋が揺れた・・

地震かと思ったが、皆で息を呑んで当たりを窺った。

「地震・・・・?だよ・・ね・・・?」

恐る恐る立ち上がり、蛍光灯の紐を引っ張った時だ。

蛍光灯が点灯する瞬間、 天井にはっきりと おばあさんの顔が浮かんだ。

皆で声を上げ、部屋から逃げ出そうとした。

 「静かにしろ!!!」

部屋の壁を蹴る音が、部屋中に響いた!!

確かにその音は左隣りから聞こえた・・・

そのアパートに住んでいた友達は、急いで部屋を出ようとする友人を引きとめた。

 「ちょっと待って!落ち着いて!」

 「何?!部屋には居られないよ!!」

友達は声を押し殺して小さく言った・・・

 「違うんだよ・・・」

 「隣は空き部屋なんだよ・・・誰も住んでいないんだ・・・」

 
ついこの間、例の木造アパートのある場所の近くまで行った。

その築50年くらいのアパートは跡形もなくなっていた。

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2018.05.14|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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