小学校4年くらいの出来事。
夏休みにジョギングでもやろうと思い、
5時頃起きて家から15分ほどの小学校まで行った。
校庭の入り口に着くと、
朝早いせいか学校全体にもやが掛かっていた。
「うわー霧がすごいなー」
とか思いながら校庭に入ろうとしたら、
「パッパー」
とクラクションが鳴った。
俺はびっくりして足を止めた。
んで、よーく目をこらすと、
20メートルほど離れた所に(校庭の中)、
一台のバスが停まっていた。
(正確にはバスと思われる影、形)
「は?バス?なんで?」
と思った。
なぜなら校門は閉まってるし、
バスなんか通れる所ないし…
なんなんだろー?と不思議に思いながら、
再度校庭に入ろうとする。
で、一歩足を踏み入れた瞬間に、
何故か目の前の影がはっきりとバスだと判った。
そして、それがヤバイ事も判った。
俺は一目散に逃げ出した。
だって見えたんだもん。
すごい薄汚れたバスの中から何十本も伸びる腕が。
そしてその腕が全部手招きしてるのが。
もう25年ほど前のお話です。
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2020.04.18|Genre:
謎|Thread:
恐怖の体験話|
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