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俺は今、モテ期の真っ只中だ。 - 超怖い話 実話

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俺は今、モテ期の真っ只中だ。

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俺は今、モテ期の真っ只中だ。



本社が傾いた時、
社長からのたっての頼みとは言え
山奥の営業所への辞令が下りたときは、
本気で会社を辞めようと考えた。



こんな山奥で会社の危機を救える訳が無いし、
娯楽もある訳が無い。



だが、ここには20代独身で美人の女性社員二人に
30半ばの美熟女所長しかいなかった。



その彼女達に俺がモテているのだ。




ここに来て早一週間が経った。



所長はトベラという木で、
俺の為に箸を作ってくれた。



長髪の美人Mは、
山に自生する野生の玉葱を
わざわざ採ってお弁当を毎日作ってくれる。



スタイルのいいFは、
俺にだけ内緒でスズランのお茶を入れてくれる。



(ここだけの話、玉葱は嫌いだし、
花の匂い全般が駄目だから
捨てるのに毎日苦労している。
箸はお気に入りがあるので、
ばれない様にそれを使っている)




昨日、MとF両方から家に来てと誘われ、
所長からも今夜来ないかと誘われてる。



最近三人は焦って競う様に俺を誘ってくる。



本社もやばいし、MかFと結婚して、
他社に就職するのもいいかもしれないな。





【解説】



















所長→トベラ

M→野生の玉葱

F→スズランのお茶



スズランに毒があるのは有名な話。



野生の玉葱というのはトリカブトの事。



玉葱と炒めると味も見た目もわからなくなり、

死後解剖しても胃の中で玉葱との区別がほとんどつかないのだとか。



ただ、毒は検出される。



トベラはよくわからなかったが、

トベラにも毒があるのだとか。



なので、結局この三人は

毒で語り手を殺そうとしていた。



おそらく

『山奥の営業所への辞令』

というのは、生命保険目的で

異動してきた人を殺すのが仕事だったのだろう。



今回は本社が傾いていることから、

会社を立て直すための保険金狙い。



このような営業所があるということは、

これまでも何度か行われていたのだろう。



『最近三人は焦って競う様に俺を誘ってくる』

競うように俺を誘ってくる(殺そうとしてくる)ということは、

おそらく殺せた人に多額の報酬が支払われるのだろう。

(殺せなかった人には1円も入らないとか?)



焦っている理由は

語り手がなかなか死んでくれないから。



家に誘われているということは、

毒などまどろっこしいことをせず、

直接手を下すということか…?



語り手が毎日捨てているとは思っていなそうなので、

語り手の生命力の強さに焦っている、

ちょっと恐れているところがありそう…





『本社もやばいし、MかFと結婚して、
他社に就職するのもいいかもしれないな』

語り手からすると所長には興味がないらしい…



サラッと書かれていて、

所長もその気があるわけではないのだが、

なんだか悲しいと思ってしまう…

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2020.04.12|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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