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俺は東北の豪雪地帯に住んでるんだが、 - 超怖い話 実話

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俺は東北の豪雪地帯に住んでるんだが、

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俺は東北の豪雪地帯に住んでるんだが、
大雪が何日か続いた事があり、
雪降ろしを何度もした事があった。

もう家の周りは雪だらけで
二階の窓から出入りするくらいになってた。

そのせいか
雪は4月になっても残っていた。

桜が散り始めた5月頃、
家の裏手から腐臭が漂ってきた。

人間の死体だった。

死後相当経っていたらしく、
雪降ろし時の事故ではないか、
との事だった。

雪国にはよくあることだ。

でも待てよ。

うちの周りには家はない。

隣なんて100メートルくらい離れている。

身内ならいなくなれば気づく。

この死体は誰のものなんだ?

その後数ヶ月、
警察が身元を調べているがわからないという。

たまたま通りかかった人が
雪降ろしの雪に巻き込まれてしまったのか…

それからしばらく経ったある日、
一匹の野良犬がうちの庭に迷い込んできた。

人間に慣れてるのか、
食パンを投げてやったらガッツいていた。

そのままその犬は庭に居座るようになった。

犬小屋を作ってやり、
狂犬病の注射もしてやった。

ある日、
その犬が家の裏手の土を掘り始めた。

ちょうど死体があった場所だ。

しばらくその様子を眺めていた。

また死体が出てきた。

今度は身元が判明した。

数年前に行方不明になった
隣の家の父親らしい。

何でうちの裏に埋まってるんだ?

その後俺を含め、
家族全員事情聴取された。

だが、決定的な証拠はなく、
不幸中の幸いか
誰も逮捕される事はなかった。

ただ、家族の中に疑心暗鬼が生まれていた。

誰がやったんだ?

埋まってたって事は事故じゃない。

誰かが埋めたのだ。

当然俺たち家族は疑いの目で見られ、
村八分になった。

母親は精神がおかしくなったのか、
笑わなくなり、犬を殺して、
死体があった場所に埋めた。

もはやここにはいられない。

引っ越すことになり、
1週間後の夜までに準備を完了させるため、
荷造りをした。

引越しの前日、
警察がうちにやってきた。

父が逮捕された。

隣の父親を殺したのは
俺の父親だったらしい。

動機はわからない。

当分引越しはしないでくれと警察に言われた。

家には俺と、
おかしくなった母親だけが残された。

母親は
あの犬がきたからこんなことになったのだと、
事あるごとにまくし立てた。

犬に罪はない。

俺はそう思った。

それより犬を殺した母を許せなかった。

母親を殺す決心をした。

その日の夜、
母親が寝たのを見計らって、
台所から包丁を持ち出した。

あの場所に埋めるため、
スコップも用意した。

寝ている母親の部屋に行き、
母親にまたがるように立って見下ろした。

包丁を振り下ろそうとしたその時、
母親が目をカッと見開いた。

俺はそのまま動けなくなり、
包丁を振り上げたままの格好で
その場に立っていた。

母親は血走った目を大きく見開いたまま、
布団からゆっくりと右手を取り出した。

その手には
血まみれの大量の犬の毛が握られていた。

母親はそれを口元に持って行き、
食べ始めた。

すると今度は左手を取り出し、
醤油を飲み始めた。

変な呻き声を上げながら飲み続けた。

しばらくすると血を吐き始めて、
そのまま動かなくなった。

俺は母親の死体を埋めた。

もうこの家には俺しかいない。

当分ばれる事も無いだろう。

今思えば
母親はもっと以前から狂っていたのだ。

あの死体も母親がやったのだ。

両親は当の昔に正気を失い、
人殺しになっていたのだ。

隣の娘は悲しみで今も泣いているだろうか。

ここから引っ越す前に
娘を父親の所に連れて行ってやろう。

そのためには、
まずあの犬が邪魔だ。

犬に罪は無いが仕方ない。

食パンはどこだ。

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2020.04.06|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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