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幼い頃の娘は滑舌が悪くて、 - 超怖い話 実話

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幼い頃の娘は滑舌が悪くて、

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幼い頃の娘は滑舌が悪くて、
何を言ってるのかさっぱり聞き取れなかった。

「ひっつきもっつき」が
「みっちょりもっちょり」になったりするのだ。

三歳四歳の一人遊びをはじめる年頃になったら、
発音の悪さにくわえて、
ぶつぶつ口の中で呟く事が多くなり、
ますます聞き取れない。

ある日親子三人で風呂に入っていたら、
リラックスしたのかいつも以上にぶつぶつ呟く娘。

夫が

「いったい何を言ってるんだろうね?
娘の言葉を聞きたいなあ」

と言う。

話題の主の娘は、
そ知らぬ風にガーゼハンカチで空気クラゲを作って遊んでいる。

夫の言葉に

「そうかな?
あまりたいした事は言ってないんじゃない?
それに…」

と言いよどむ私。

頭の中の考えを言葉に翻訳するのが苦手なのでしばらく考え、

『…それに、どうせテレビとかの真似だから』

と頭の中で言葉を組み立てて、
口に出そうとした瞬間、
娘が

「それにどうせてれびとかのまねだから」

と、そこだけ何故かはっきり聞きとれる口調でぶつぶつ。

娘の言葉と私の表情から何かを察した夫が、

「…聞こえない方がいいみたいだね」

娘は私たちと目もあわせず空気クラゲを作り続ける。

正直、ちょっと怖かった。

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2020.05.25|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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