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「あなたのお母さんは死んでいないわね」 - 超怖い話 実話

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「あなたのお母さんは死んでいないわね」

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「あなたのお母さんは死んでいないわね」



こっちをすごい目で凝視しながら、
その自称占い師は言った。



『ほら来た。おきまりのどっちとも取れる台詞』



「そうですね」



しらけ気味に俺は答える。



「お母さんはずっとあなたのことを見ていますよ」



『はいはい。
生きてようが死んでようが当てはまるよね、
それって』



「そうなんですか。
そりゃうれしいな」



インチキ占い師がボロを出すよう
わざと感心してみせる。



「でも、悲しい別離があったのね。
とても悲しんでらっしゃるわ」



『だろうね。死んでたら死んでたで別離だし、
近くに住んでたら母親のこと聞くわけ無い。
つまり俺が家を出て離れて暮らしてても別離だし。』



「そこまで分かりますか。すごいなー」



もう棒読み。



「行き先が無くて途方に暮れてるみたいね。
心当たりは?」



『ほら、こっちに答えさせて自分が当てた風に持ってくんだろ?
成仏できずに迷ってるとも取れるし、
生きてたら俺の親ぐらいの世代がいまさらどこ行くってんだよ。』



「心あたりと言ってもねぇ・・・」



答えてやんない



「昨日会ってるのに?」



『げ!なんでだ。いきなり具体的に・・・
怪しまれてると思って一か八かカマかけて来てるのか?
まさか・・・本物?
いや、まさか、全て見透かされてる?
やばいのは俺?』



「へ?昨日さ、さぁ・・・なんのことだか・・・・
だとしたら今、どこに?」



やばいと思いながらも声が震えちまってる・・・



「あなたの後ろ」





【解説】



















『あなたのお母さんは死んでいないわね』

お母さんはもう死んでしまってこの世からいなくなってしまっているね、

もしくは

お母さんはまだ死んでおらず、生きているよね

と、どちらの意味にも取れる。



語り手は占い師の

『昨日会ってるのに?』

という言葉に動揺していることから、

昨日母親を殺した。



その霊が

『あなたの後ろ』

から語り手を見ている。





もしかしたら母親はまだ生きているのかもしれないが、

その場合は生霊となって見ていることに・・・



生霊の方が恐ろしいと言われたりするが果たして・・・

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2020.05.23|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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