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蒸し暑い夏の夜、窓を全開にしていた。 - 超怖い話 実話

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蒸し暑い夏の夜、窓を全開にしていた。

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蒸し暑い夏の夜、窓を全開にしていた。

窓の外1メートル先には隣家の白い柵があり、
朝顔の蔦が絡まっている。

その柵の後ろには白い塀があった。

窓の前に置いたテレビを見ていると、
視界の隅を何かが横切った。

視線を移すと、隣家の柵の後ろを
黒いナマコのようなものが移動していた。

驚いてよく見るとそれは黒猫だった。

それだけだったら平凡な風景だったのだが、
その黒猫は忍者服を着ていたのだ。

黒猫に黒い忍者服。

隣家が新たに飼い始めた猫なのだろうか?

近辺で黒猫を見掛けたのは初めてだった。

飼い主のエゴであんなもの着せられて
可哀想だなと思ったのだか、可愛いいのも事実である。

黒猫は悠々と塀の上を歩き、
闇に消えていった。

翌日、あの猫にまた会いたいなと思った僕は、
お菓子タイプのキャットフードを買った。

夜になって、隣家の人に見つからないように
窓から上半身を乗りだし、手を伸ばして、
柵の後ろの白い塀の上に
キャットフードを置こうとして気が付いた。

それは塀などではなく、
厚さ数ミリの白いプラスチックボードが
柵に立て掛けられているだけだったのだ。

その後、あの猫を見掛けることはなかった。

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2020.06.13|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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