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河童の目撃談です。 - 超怖い話 実話

河童の目撃談です。

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河童の目撃談です。

父が8歳くらいの頃の話。

ただ、父は今でも
それが本当に河童であったかどうか、
確信が持てないとか。

父の実家は四国のかなり田舎にあり、
その裏手の雑木林を抜けたところに淵がありました。

蒸し暑い夏の夕暮れ時、
幼い父が釣りにも飽きてふと川下の方を見ると、
頭に皿、背に甲羅、
両手にオニガラウリ
(四国では現在もメジャーな野菜。
きゅうりに似るが、より長くて太い)
を両手いっぱいに抱えた、

緑色(まわりの柳の葉と同じ色だったのを覚えているそうです)の生き物が、
距離にして10メートルほど先の対岸で、
じっと父のほうを見つめていたそうです。

河童だ!

父はそう直感したものの、さすがに怖くて体が動かない。

そのとき、

「俺、河童じゃないからな!」

とその緑色の生き物は流暢な標準語で叫び、
淵に飛びこんでいなくなったそうです。

河童に違いないと思った父も、
本人から真っ向に否定され、

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2020.06.23|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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