これは親父の話なんだけど。
親父は大学の時地質学やってたらしく、
山に行ってりゃ出席になるくらいのところだったから毎日山登ってたらしい。
で、ある山登って地質調査してたら、
なんかこう手のひらぐらいの石が積み重ねられてる
(なんていうか、イメージは賽の河原?)物があったらしい。
珍しい、というかそこらの石とは明らかに違う石で、
魔が差したのか一個取って割っちゃったんだよね。
そしたらさ、親父は突然寒気に襲われたり、熱が出る、
というようなことが起こるようになった。
やばい、と思ったらしく、
下宿の近くの神社に相談して、
お払い受けたって言ってた。
それ以来、親父はむやみやたらに石を割ることはしなくなったっていう話。
触らぬ神に祟りなし。
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