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学生時代、一人で山に行き、 - 超怖い話 実話

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学生時代、一人で山に行き、

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学生時代、一人で山に行き、
適当な場所で勝手にテントを張った。

近くにはキャンプ場があり、悪い事ながら、
こそこそと水など汲むには丁度良い。

ふと散歩を思い立ち、川にかかる橋を渡ると、
地面が締まった平坦な場所に出たが、
そこはかなり古い墓地だった。

鎌倉時代を思わせる石塔を眺めるうち、
その墓地にテントを張りたくなってしまった。

墓地での露営など考えたくもないし、
気色悪いという思いは無論あった。

テントを張った場所に戻る頃には雨が降り始め、
さきほどの巨木に囲まれた平坦な地面が、どうにも恋しい。

テントを大雑把にたたみ、
その墓地に向かおうとした瞬間、ふと思った。

なぜ墓地で一夜を明かしたいんだ?

なぜそんな気持になったんだ?

恐怖とは違う不思議な感情に捉えられ、
下山を決意した。

すでにバスは無い。

夜の雨の中、
麓まで歩けば3時間はかかるだろう。

それでも俺は麓を目指して歩き始め、
最後はほとんど走り出さんばかりになっていた。

なぜあの時に限って、
墓地で露営したくなったのか。

怖いというより不思議な感じだ。

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2020.07.28|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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