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祖父が話してくれた話です。 - 超怖い話 実話

祖父が話してくれた話です。

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祖父が話してくれた話です。

祖父は明治生まれで、
当時の夜は明かりがほとんどなく、
こと田舎だった祖父の家の周辺には
闇が立ちこめていたそうです。

ある晩、医者をしていた曾祖父の元に、
怪我をした男が訪ねてきました。

酷い怪我で耳が取れてたのですが、
処置を受けたあとで、
止める曾祖父を振り払って(出血がひどく、危険だと判断した)、
何度もお辞儀をしながら帰って行ったそうです。

翌日、祖父が友達と山の中を歩いていたら、
見たこともないくらい大きな猫の様な生き物が死んでいたのですが、
その生き物の耳のところに包帯が巻いてあった。

そのことを曾祖父に話すと、

「うん、昨日の人だね。
昨日、尻尾があったの気付いてたんだよね」

と語りました。

昔はこんな不思議な事がたくさんあったみたいです。

最近の怪談や怖い話はドロっとしてて気持ちが悪いですが、
自分は祖父から聞いたこんな話が好きです。

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2020.07.03|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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