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昭和三年生まれの父は昭和18年頃、 - 超怖い話 実話

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昭和三年生まれの父は昭和18年頃、

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昭和三年生まれの父は昭和18年頃、
帯広の近くのにある農家に働きに出ていたのですが、
その近辺に広がったという噂話です。

その町には酒屋が一件あった。

ある晩のこと、
もう店を閉めてしまった時間に
ドンドンと戸を叩く音がする。

こんな誰だろうと思った店主が出てみると、
そこに僧侶が立っており、

「これに一杯、酒が欲しいのですが」

と言って、手にしていたザルを差し出した。

こんなものに酒など入れられる筈が無いと
何度も僧侶に言ったのだが、
あまりにしつこく頼んでくるので
段々怖くなってきた店主は、
仕方なくいつも使っている
秤売りの升でそのザルに酒を注いでやった。

すると酒はこぼれ落ちることなく
そのザルを満たしてしまった。

僧侶は礼を言い、
何処そこで探し物が見つかるだの、
近々誰某の家で葬式が出るなどという、
いつくかの予言めいた事を店主に告げた。

そして最後に、

「この戦争(太平洋戦争)は近々日本の敗戦で終結する」

と言い残して何処へともなく去って行った。

当時、日本が戦争に負けるなどと口にすることは絶対にできず、
公の場では話題にのぼることなく、
噂話としてその町に広がっていたものだそうです。

終戦後、幾つかの場所(北海道内)を移り住んだ父は、
そこで何人かから同じような話を聞いたそうで、
各地にそんな噂が立っていたようだとのことでした。

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2020.07.19|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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