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100円のアーケードゲームが主流の中で、 - 超怖い話 実話

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100円のアーケードゲームが主流の中で、

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16年前、
100円のアーケードゲームが主流の中で、
10円でゲームができる駄菓子屋があった。

駄菓子屋の店主のおばあさんは、
無口な人だった。

私は、
おばあさんのことがあまり好きではなかったが、
その駄菓子屋に毎日通った。

おばあさんは、
いつも少し離れたテーブルでタバコを吹かしながら、
ゲームをしている子供達を見ていた。

そのおばあさんが、
駄菓子屋のすぐ近くで車に轢かれた。

即死だったと。

おばあさんは独り身だったので、
葬式もなく、
そして駄菓子屋はつぶされることになった。

それから数日ほどたって、
小学校内では噂が流れた。

空き家の駄菓子屋で、
おばあさんの幽霊が出るという。

様子が気になった私は、
駄菓子屋の窓から中の様子をみてみることにした。

駄菓子屋の内部は、
整理された様子はなく、
ダンボールが散乱していた。

そんな中で、
白い”もや”がおばあさんの椅子の上に浮かんでいた。

”もや”は私のほうを見ているように思えた。

あるとき、
小学校の子が交通事故で死んだ。

その子も駄菓子屋の常連だった。

轢かれる前に、
その子は駄菓子屋の中で
肝試しをしていたらしい。

駄菓子屋では電気がいまだに生きていて、
ゲームがまだ使えたそうだ。

肝試しは、
一人がアーケードゲームに10円を入れて、
ゲームをするという内容だ。

その肝試しの一番手が轢かれた子で、
仲間は外の窓から様子を見ていた。

轢かれた子が中に入って、
ゲームを始めた。

このときは、
なにも変わった様子はなかったようだ。

そしてゲームを終え、
部屋から出ようとしたとき、
椅子の上にもやが現れて、
その子に重なったらしい。

それからおばあさんの行動をなぞる様に、
ふらふらと道路に飛び出していったという。

いまだに、
駄菓子屋は残っている。

私は今でもこの駄菓子屋の前を通る。

窓から中を覗こうとしても、
ダンボールが窓の前に積まれていて、
内部を見ることは出来ない。

だけれど、
裏口の引き戸に手をかけると、
簡単に開く。

中では、
二つの”もや”が私を見ている。

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2020.07.16|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(0)トラックバック(0)Edit
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