FC2ブログ

以前、学校の先生をしていた頃の話です。 - 超怖い話 実話

ピックアップ!

以前、学校の先生をしていた頃の話です。

IMG_1728.jpg

以前、学校の先生をしていた頃の話です。

ある時、生徒が

「先生、右肩痛くない?」

と聞いてきたんだ。

たしかに、
数日前から凝ってるとは
ちょっと違った妙な鈍痛があった。

「おお、ちょっと痛いかな。
そんなのよくわかったな?」

「うん、だって、
肩に黒い影が憑いてるもん」

ただ、憑いてると言うんじゃなくて、
痛い部分を当てられるってのには驚いたが、
からかわれてるんだろうなぁって
強引に自分を納得させて話を流したんだ。

次の日。

オカルトな話は好きだから、
なんか起こるかなぁーとwktkしてたけど、
相変わらず肩の鈍痛があるだけだった。

ただ、その日の夕方、
昨日の子とは全く関係ない別の生徒から、
全く同じ事を言われた。

「先生、右肩に黒いのが憑いてるよ」

これにはかなりびっくりしたんだ。

生徒はふざけたことも言うけど、
どこぞの霊能者のように利害が絡んでないから、
その発言にメリットがないんだよな。

周りの子たちも若干引いていたし。

だから、
そんな中で口にした言葉に真実味を感じて、
怖くなった。

とはいえ、
憑かれてると言われても何をしていいか分からないから、
しばらくはほったらかしだった。

そのうちにたまたま実家に帰る用事があって帰った。

ちょうど、親父が事故で
死に寸な大怪我を負って入院中だったもんで、
お袋と酒を飲みながら、
生徒に言われたことを笑い話のつもりで喋ってたんだ。

そしたら、
お袋がドンドン本気な顔になって、
霊能者に一度見てもらえ
とかなり強く押してきた。

親父の事故もあったから
ナーバスになってたのもあったと思う。

その事故も意味不明だったから。

で、即ネットで検索かけて、
次の休みに霊能者のところに行ってきた。

ただまぁ、霊能者って、
とにかくうさんくさいイメージだったからさ。

家系図を書いてもってきてくれって言われたから、
随分情報を削った簡易的なものを書いて持っていったんよ。

聞かれたところで
ウソいうなり、カマかけるなりして試そうと思ってさ。

結論からいくと、
その人はガチの霊能者だったとおもう。

びびった。

誰が生きてるとか亡くなってるってことは
何一つ書いてなかったのよ。

でも、じーっと紙を見てたかと思うと、
さらさらと存命とか亡とか追記しだした。

それ、全部当たってるのよ。

生まれてすぐ亡くなった双子の兄貴が、
亡くなってること、
後で調べて判明したことだけど、
いわゆる水子として、
俺も知らなかった先祖の数、
性別までドンピシャだった

どうなってるのか、全然わからんけど、
不思議な力を持ってる人はいるもんだなぁって思った。

霊能者曰く、
双子の兄貴とおばぁちゃんの水子の女の子がついてる、と。

それと、
先祖の供養がしっかりできてないから、
守りが弱い。

だから、
ちょっとした霊もすぐ寄ってきちゃうんだ、
とも言われた。

先祖を供養をしっかりしなさいって話な。

ただ、先祖の供養って
本気でやると金がめちゃくちゃかかるから、
両親にも話を通した。

お袋はいい機会だから、
と、乗り気。

親父は0感な人だから
絶対反対するだろーなぁと思っていたけど、
意外に乗り気だった。

今回の事故の前にも
首の骨折って死にかけてたからさ。

殺してしまったら供養もできなくなるからってことで、
半殺しで済んでたんだろうとか、
よくわからん理論を展開してたけど。

そこから供養のために除籍謄本取り寄せたり、
お寺の過去帳見せてもらったり、
一家総出で先祖探しに。

この時期が1番きつかった。

推測+実感だけど、
認識すればするほど、
そういうものの影響って強くなるんだろうな。

プラシーボ的な分もそりゃああるだろうけど。

その頃には肩だけじゃなく、
背中全部いたくなってて、
夜は寝れないわ、
霊なんか見たことなかったのに
ちょくちょく見るようになるわ。

たまたま夕方に墓参り行って、
三年ぶりくらいに車の鍵の閉じ込めやって、
日が沈んでいく墓で
1時間半くらい待ちぼうけくらうわ。。

話逸れるけど、
墓で待ちぼうけの翌日からしばらく、
最初に教えてくれた生徒は
俺を見るなり無言でダッシュで逃げてた

憑かれすぎて、
まっくろくろすけに足が生えたみたく見えてたらしい

そうこうしてる内に、
どんどん先祖も判明して、
江戸中期くらいまで遡れた。

五輪塔というのを建てて兄貴と直系の先祖は祀って、
直系でない浮かばれてない人は永代供養してもらって、
と、総額110万くらいの大ごとな供養をする手はずになってた。

永代供養が近づくにつれて
色んなことを考えてた。

霊感はなくても、
兄貴のことはなんとなく感じてたから。

そうか、いなくなっちゃうのかぁ、、とか。

女の子の水子ちゃん
(以後、法名から1字とって華ちゃん)も、
何度か夢に見知らぬ小学生くらいの女の子が出てきてたから、
あぁ、あの子だったんだなって妙に納得してた。

で、五輪塔より先に永代供養をすることになった。

永代供養当日。

なぜかすごく動揺してた。

訳わかんないくらい、
いてもたってもいられない切ない気持ちになってた。

お経を聞きながら
なんでだろう?ってずっと考えてたんだけど、
多分、永代供養で先に華ちゃんを供養したから。

兄貴が華ちゃんのこと気に入ってて、
別れを惜しんでたんだろうなってなんとなく解った。

気のせいと言われたらそれまでだけど、
あぁ、この感情は俺の感情じゃないなって、
腑に落ちたのよ。

切なさ。

でも、最後は安らいだ気持ちで見送ってた。

兄貴、えらかったね。

男だもん、
意地はらないといけないよなぁ。

後日談。

永代供養の直後から体調は激変したよ。

意味不明な痛みは全部なくなったし、
長年煩わしかったアトピーもほとんど消えた。

供養に使った110万は、親父の休業補償、
とはいっても公務員だから
なぜそんなもんが下りたのかよくわからんけど、
全部戻ってきた。

たいして盛り上がりもしない話ですまん。

なんだろうな、
なんか残したくなったんだよな。

兄貴も華ちゃんもちゃんと居たんだよってことを。

兄貴と先祖の五輪塔も建てて、
全て済んでから霊能者と話してて、
ほろっときた言葉。

「君のお兄さんは良い子なんだね。
君の家族もお兄さんのことを大事にしてたのが分かる。
最初にきたとき、憑いてはいるけど、
お兄さんはなんだかんだ楽しそうにやっていた。
霊にも良い子もいれば悪い子もいる。
君のお兄さんは良い子なんだね」

関連記事

スポンサードリンク

タグキーワード
2020.07.28|Genre:|Thread:恐怖の体験話コメント(1)トラックバック(0)Edit
コメント
非公開コメント

先生って敬称で、職業ではないよ。
私は先生ですとか、先生やってますとか、
自分で言ったら馬鹿ですよ。

2020-07-29 23:53 from -

トラックバック
Copyright © 超怖い話 実話 All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます